見出し画像

片足軸を極める①

こんにちは。WATANABEトレーナーの森です。


画像2

イメージしてみて下さい。バスケットボールのドライブ、サッカーで相手のチャージを受けながらのボールキープ、テニスのストロークや左右へのターン、ラグビーのタックルにおける前足の踏み込み・・・

全てのスポーツ、とは言いませんが特に球技では必ずと言っていいほど片足で身体を支えたり、片足で地面を蹴って身体を素早く移動する能力(ここでは簡単に片足軸という言葉を使います)が必要とされます。

片足軸はスポーツのあらゆる場面で要求されますが、それ以前に正しく片足で立てていない、立てない選手が非常に多いのです。

選手に片足で立ってみてと言ってもフラフラしたり、足の指がこわばったり、小指側だけに重心が乗っていたり、、、

意外とアスリートでも片足で安定して立てない選手って多いのです。

そんな状態でターンやダッシュなど大きな力が加わるプレーしていると一定の箇所にストレスが集中することで慢性的なケガに繋がってしまったり、うまく地面からの力を伝えられずにパワーロスが生じ、素早くが動けないなどパフォーマンスにも大きく影響してきます。

片足立ちが不安定だと『バランスが悪い』とイメージされる事が多いです。そもそも『バランス』とは何か。片足で立つのもバランスですが、イスに座りながら遠くにあるものを取るために手を伸ばすといった動作も実はバランスの一つです。体力要素におけるバランスは行動体力の機能にある『平衡性』が当てはまりそうですが、この『平衡性』だけの要素で片足立ちが出来るわけが無く、片足で立つための『筋力』、関節の安定性(スタビリティ)や視覚機能による調整など、片足でバランスを取るという行為は様々な体力要素を必要とし、複雑なメカニズムの上に成り立っています。

今回からの私のブログではその片足軸を取るために必要なエクササイズとポイントを紹介していきます。

正しい片足軸を取るための第一歩

片足軸を正しく取るためにはまず片足立ちの状態で足裏をしっかり使えることが重要です。裸足になり、目を開けた状態で片足で立ちを行います。下の図にある母趾球・小趾球・踵の中央、この3点に体重を乗せたまま身体を安定させます。

この時、足の指が地面を噛むように力み過ぎたりしていないか注意しましょう。

画像2

アスリートなら最低でも60秒はその姿勢をキープ出来なければなりません。


改善エクササイズ

この片足立ちが安定しない、3点(母趾球・小趾球・踵中央)に均一に体重が乗らない選手は足の裏3点に10円玉を敷いて片足立ちを30~60秒程度行ってみて下さい。足の裏にあるセンサーが刺激され、3点に乗せる感覚がつかみやすくなります。

そのあと10円玉を使わずに片足立ちを行ってみましょう。3点に均一に体重が乗るようになっているはずです。

画像3

10円玉は各家庭にあるだろうという事で使用しています。「お金を踏むとは何て行儀の悪い!!」という方は薄い丸ボタン等で代用して下さい。

今回は以上になります!

次回の私担当のブログでは片足軸での連動性を高める『スプリットスクワット』についてお話していきますのでお楽しみに!!


お知らせ

選手・チームの能力を最大限に引き出し、結果に繋げたい方へ~WATANABEトレーナーが行っているクリニック・測定のご案内

☞興味のある方はコチラから(noteお仕事依頼ページ)

LINE@、Twitter、Youtube『WATANABEアスリートジャーナル』に登録いただくと定期的に学生アスリートのためになる情報をお届け致します!

下記リンク👇をクリックしてご登録ください!
また質問も受け付けています!

LINE公式アカウント

LINE@友達追加

Twitter

youtubeチャンネルもあります!



最後まで読んでくれて、ありがとうございます!