私の思い出のゲーム3選

私はゲームが好きです。といっても1人でじっくりプレイするゲームが好きです。RPGが多いですね。格ゲーとかはやりません。波動拳すら出せないほどコマンド入力下手くそなので。オンラインゲームもやりませんね。基本的にゲームは現実逃避でやっているので、ゲームでまで人間関係を持ち込まれるの嫌だなあって思います。

そんな私ですが、心に残っているゲーム勿論あります。実際は滅茶苦茶多いのですが、今回は一部それを紹介します。とかいってRPG1作しか紹介してないっていう。

1.ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁(エニックス 1992年)

まず思いつくのはこれですね。天空の花嫁。言わずと知れた名作です。なんで思い出に残ってるかというと、「初めて自分で欲しいと思って親に購入してもらったゲーム」だからです。ファミコンソフトも勿論遊んでたんですが、親が購入したものばかりで、所謂お下がりだったんです。このソフトが初めて自分のものになったゲームソフトで思い出深い訳で…

ドラクエってFFと違ってサブタイトルがついてるのが〇です。しかも大体がかっこいい。堀井さんのセンスを感じます。ちなみにこの際だから好きなサブタイトルを5位までランキング付けすると

1位「そして伝説へ…」

2位「悪霊の神々」

3位「天空の花嫁」

4位「過ぎ去りし時を求めて」

5位「 導かれし者たち」

こんな所ですかね。なんかⅦ以降は以前に比べると、微妙な気もしてたんですが、最新作で盛り返した印象。

Vの話に戻りますが、「人生の岐路を自分自身で選択できる」ってのが衝撃的でした。これからプレイする人もいるだろうから言及は避けますが、シナリオだけならドラクエのみならず、RPG史上最高の域に入っていると思います。堀井さんは本当に凄い。キレッキレです。

RPGは主人公にどこまで感情移入出来るかが肝なんですが、前述した「人生の岐路を自分で選択できる」これで主人公に感情移入しない方が逆に難しい。RPGではあまりお目にかかれないゲームの主人公の人生を追体験する作品でした。

そして悪役が最高に悪っぽいのも好印象。悪役にも事情があって…というのは私はあんまり好きじゃないんです。悪は悪に徹して貰いたいというのが信条です。他に悪役で印象に残っている作品は「新・桃太郎伝説」とか「天外魔境II 卍MARU」とか…。今回は挙げていませんが、機会があったら、これらの作品も取り上げたいと思います。

モンスターを仲間に出来るというのも良かったですね。実はメガテン等が既にやってるので、画期的なシステムと言われると疑問符がつくのですが、人間の仲間が少ない中でモンスターを編成して戦うのが面白かった。レベルの上限が小さいとか、強い奴は仲間にしにくいとか、色々制約はあるのですが、それを抜きにしてもよく練られたシステムだと思いました。

2.装甲悪鬼村正(ニトロプラス 2009年)

ここでまさかの18禁ゲーム。いやでも、これは私は取り上げられずにはいられません。なんか色んな意味で度肝を抜かれましたね。まあ、あの18禁ゲームなんですけど、良いものは良いので、ちょっと紹介したくなりました。

18禁ゲームというと、単純にエロ特化したのと、物語で魅せるのと、システムで勝負する作品と3つのタイプに分かれるんですが、これは物語で魅せる系ですね。しかも重厚なロボットが大活躍する。知らない人がOPだけ見たら「なんだこれロボットアニメ!?」と勘違いされそうな作品。いやゲームです。しかも18禁指定です。はい。

この作品、至る所に伏線が張ってあって、その張り方が実に巧。ミステリー的な要素も(何故登場人物はそのような行動に至ったのかとか)ありながら、熱い要素もしっかりあるのが素晴らしいんです。しかも18禁ゲームのお約束を軽々と破る破天荒なのもあったり。あんまり詳しく書けないんですが、プレイ前とプレイ後ではこの作品に抱く印象は大きく変わり、プレイした誰かと熱く語り合いたいようなそんな熱量を持った作品です。

主人公の境遇が悲惨なのもポイント。天空の花嫁でもそうでしたが、私は悲惨な主人公に何か弱みでも握られているんでしょうか…。

この作品プレイしていて、「ああ、こういう考え方もあるんだなあ」とか人間臭さの面白さが堪能できました。人間付き合いが下手な私ですが、人間顔と顔を突き合わせると、意外に面白いのかも。

一応ネタバレ禁止の縛りで書いてる記事なので、うまく魅力を伝えられるかが自信ないんですが、「なんか面白い作品ないですか?」「これ」と私は即おすすめします。あ、でも注意点がいくつか。

長いです。シナリオが。いや面白いからいいんですが、クッソ長いです。

18禁なのはエロシーンがあるからとかじゃなくて、とにかく残虐だからです。残酷な描写が苦手な人にはおススメできません。

プロローグで合わないと思ったら、プレイするの止めた方がいいです。結構メンタルにくるゲームです。そういう意味では鬱の人はやらない方がいいかも。

以上です。ちなみにニトロプラスは他に「スマガ」「"Hello, world."」とか好きです(ボソッ)

3.FLOWERS(イノセントグレイ 2014年)

「マリア様がみてる」好きなんですよね。「ストロベリーパニック!」も好きでした。百合が好きなんですか?と聞かれるんですが、というよりは世間から隔絶された世界で可愛い女の子同士がキャッキャウフフするのが好きですね。男同士がキャッキャウフフするのはちょっとあれですが。

ついでに言いますけど、百合かどうか私の中では立ち位置微妙ですけど、「少女革命ウテナ」も好きです。BDBOX持ってるぐらいですし。たまに百合作品とか言われますけど百合なんですかね?あれ。テレビアニメの知識しかない私にはよく分かりませんが、他のメディアがそういう感じなのかな。

脱線しましたが、だからFLOWERSは好き(ドン!)

これおもっくそ「マリア様がみてる」なんで。制作陣も影響受けたって公言してますから。あえて言えば「マリア様がみてる」よりはもうちょっと世界観が閉鎖的で百合百合しくて、ミステリー要素があるって感じですかね。

全部で4つの章に分かれていて、春・夏・秋・冬で構成されています。春と冬は主人公が一緒。夏と秋はそれぞれ別ですね。絵がめちゃんこ奇麗です。あと音楽も素晴らしい。登場人物が季節を巡るごとに成長していくので、その過程を見るのも楽しいです。

シナリオの完成度は決して高いとは言えませんけど、登場人物の掛け合いやミッション系の女子校を舞台にした独特な世界観は本当に良くできてます。「マリア様がみてる」系が好きな人ならお勧めしたい作品ではあります。

全年齢なので、誰でも楽しめるよ!やったね!(厳密にいえばCEROBなので12歳以上推奨ですが)

なんか気が向いたら、また心に残った作品を紹介します。

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