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ケニアの日常

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#キベラ

世界最大のスラム街「キベラ」の話 ②現地を歩いて

世界最大のスラム街「キベラ」の話 ②現地を歩いて

一部でリアル北斗の拳ともささやかれる
ケニアの首都ナイロビのスラム「キベラ」に関して、
『旅がなければ死んでいた(坂田ミギー著)』
を紹介してその様子をお伝えした。

厳格な安全基準により、私を含む協力隊員は
キベラに立ち入ることが出来ない。

よって、実際に現地を歩いて
その空気を肌で感じた知人の話を紹介する。
以下は、その知人の言葉だ。

キベラは犯罪が横行し、劣悪な衛生環境故に
日本人は立ち

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世界最大のスラム街「キベラ」の話①『旅がなければ死んでいた』坂田ミギー著

世界最大のスラム街「キベラ」の話①『旅がなければ死んでいた』坂田ミギー著

キベラスラムとは私はケニアの湊町(ヴィクトリア湖畔)に住むが、その首都ナイロビの一画に、トタン屋根と土壁でできた住宅が一面に広がる地域がある。殺人、強盗、レイプ、虐待が横行、多くのHIV患者が住み、ギャングの巣窟とまことしやかに語られている「キベラ」地区だ。

皇居とその外苑を含めた面積とほぼ同じ2.3平方kmのエリアに住む住人の数は、100万人とも200万人とも言われるが正確にはわかっていない。

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