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437*ワークインライフという考え方

よく「ワークライフバランス」と言われますが、似た言葉で「ワークインライフ」という考え方があります。

ワークインライフとは、オフィス家具メーカーの株式会社オカムラが提唱した概念で、「家族や友人、子育て、趣味、休暇、学びといった人生(ライフ)の中の一つに、仕事(ワーク)があると捉える」という考え方

「ワークライフバランス」という言葉は、どちらかというと、仕事と生活は別のものとして仕切られる印象です。

時には分けることも大事。公私混同を避けるべき場面も多いですが、完全に切り分けてしまうと、かえって辛くなる気がします。

そもそも、農家や商業をしていれば、自ずと生活の中に仕事があるという感覚になりますが、会社に雇われている環境だと、契約で何時から何時まで働く、その対価として給料を受け取るという形なので、生活の中に仕事がある「ワークインライフ」の感覚はつかみにくいのかもしれません。

忙しいからと言い訳をして、家族や友人、そして自分自身としっかり向き合えていない人も少なくないと思います。余裕がないと職場の人間関係が煩わしいと感じてしまう場面もあるかもしれません。

そんなときにこそ、こうしたワークインライフの考え方を大切にしたいと思います。

自分自身を疎かにするのではなく、どちらが大切かではなく、どちらも大切にする。

自分も相手も周囲も過ごしやすい環境を整えていきたいですね。


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