4月14日 フレンドリーデー
私は、友人をつくるのは苦手です。
積極的にコミュニケーションをとるタイプではないことも苦手の要因だとおもいます。
基本的にひとりでいるほうが気楽で好きなので、友人がいなくて困ることもあまりありませんでした。
それでもやっぱり、集団生活の比重が高かった学生時代は一人でいると孤立してしまうというか浮いてしまってやりづらいことがしばしばありました。
二人組やグループを適当につくってください、という場面では大抵、仲良しや知り合い同士で組んでしまうので、私は余ってしまうのですよね。
余りもの同士で組む、ということが多かったです。
こんな私だったのですが、小中高、専門学校×2という学生生活のなかで仲間はずれにされたり、いじめられたりといったことは経験せずにすみました。
まあ、もともと一人でいることが多かったから仲間はずれにされる機会もなかったかもしれませんが。
おまけに、どの学生時代でも後半にはいつのまにか友人が数人できていました。
私の場合は、友人はつくるものじゃなくて、いつのまにかできるもの、いつのまにか成るものという感覚があります。
だから、いつのまにか友人になっていて、いつのまにか疎遠になっていく…それは仲違いとかではなくて、友人に成れたときとおなじで離れることも自然なことだとおもっています。
もうずっと会っていない、このさきも会えるかどうかわからない友人のことをいまでもときどき思い出します。
その友人とのやりとりは、いまでも私の記憶のなかに残っていて、何かを考えたり決めたりする場面での私の脳内会議でもけっこうな発言権を持っていたりします。
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お互いまったく知らなかったもの同士が出会い、友人となるきっかけのひとつが春、ということなのでしょうね。
いまの季節、何かを期待したくなるのも、これが理由かもしれませんね。
(きょうも一日、おつかれさまでした)