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1月20日 甘酒の日

[大寒、年によって変わる]日本の伝統的な発酵食品である甘酒の良さ、おいしさを多くの人に知ってもらいたいと、1969(昭和44)年から瓶入りの甘酒を販売してきた森永製菓株式会社が制定。日付は甘酒は疲れを癒し、身体が温まる飲み物として大寒の頃に最も飲まれていることから大寒の日とした。

出典「すぐに役立つ 366日記念日事典[第4版]下巻」(編者 日本記念日協会、創元社、2020年)

2022/01/20の振り返り
子どもの頃は、夏は贈答品でもらったカルピス、冬は甘酒か薄茶あられを飲むことが楽しみでした。

いまにして思うと、我が家にはジュースが置いてなかったなと。

おそらく健康志向とかそういうわけではなくて、いまほどは安価で売られていなかったからかもしれません。コーラはそれほどおいしいとは感じなかったけど、駄菓子屋で売っていたビンのラムネは憧れだったなあ。

ということで、甘酒のイメージは子どもの頃の冬とセットで記憶されています。

なんともいえない甘さ。いわゆるジュースとは異なる甘さ。そもそもこの感覚はお菓子やジュースを食べたり飲んだりしたときに感じる「甘い」と同じカテゴリでいいのかな?とすこし不思議に感じていました。

ほほう、甘酒にはどうやら二種類あるそうです。

麹からつくる甘酒と、酒粕からつくる甘酒
甘酒というと、お正月の初詣で振る舞われるものを想像する人が多いかもしれません。この甘酒はどのようにつくるかというと、酒粕(お酒を搾った時に出るペースト)を水に溶かし、砂糖を加えて煮込んでつくります。
対して冒頭にあげた甘酒は、麹とお米と水を混ぜ、55℃〜60℃くらいのぬるめの温度で6時間〜10時間くらい保温してつくる。
2つの甘酒の製法で何がいちばん違うかというと、砂糖が入っているかいないか。本来の甘酒(麹からつくる甘酒)は、砂糖が流通していない江戸時代以前からつくられていたもの。だから、「発酵で糖分をつくりだす魔法のドリンク」だったわけよ。

出典:【第3回】「甘酒」がなぜ甘いかを科学してみた。|アマノ食堂

私が小さい頃に飲んでいた甘酒がどっちだったかは分かりません。

たぶん酒粕からつくる甘酒だったとおもいます。独特の甘さだとおもっていたけれど、やっぱり砂糖の甘さだったということなのね。

ひさしぶりに甘酒が飲みたくなって、近所のお店で購入して飲んでみた「伊藤園の五穀の甘酒」はおいしかったけれど。

缶の表示をみてみたら原材料名の最初に「砂糖」って書かれていたので酒粕からつくる甘酒のようでした。

ひさしぶりに甘酒の甘さを楽しめましたが、甘酒には二種類あるということで、もうひとつの甘酒がとても気になってきてしまいました。

本来の甘酒(麹からつくる甘酒)ってものが飲みたくなってきました。ちょっと楽しみな気分です。

(良い夜を)

#日記 #記念日事典 #甘酒 #思い出 #なつかしい甘さ

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