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Q.相手から連絡が来るようにするにはどんな手があるかな?

A.まず「相手から連絡が来た」を数式の解答とします。

本来は数式の計算のように、互いの間や周囲に起こる様々な出来事を経て、結果的に「相手から連絡が来た」というわらしべ長者のような結末にたどり着きます。

ならば、この「相手から連絡が来た」という解答から数式を逆算してみて、「こうすれば連絡がやって来るだろう」その過程を考えてみてはいかがでしょうか。

この逆算思考法には大きなメリットがあって、ゴールとなる具体的な目的が存在することと、問題文⇔解答の間にある「過程」がほぼ無限大に存在するということです。

たとえば「7+5=?」という式の問題文があった場合、この解答はもちろん「12」です。

では、「解答が「12」になる式の問題文を作れ」と言われたら、その作れる問題文の可能性がどれぐらいになるか、あなたは想像できますか。

(あまり数学的な表現ではないですが…)それは無限大でしょう。

次々と数式を挙げている間に人間の生涯が終わってしまうぐらいに存在します。

いわば多種に渡る可能性、そして様々な場面を想定できる対応性。

その思考法に慣れていれば、勉強・仕事・趣味・人脈……あらゆる分野で成功を収めることができます。

むしろ私たちは何で数学を学ぶ必要があるのか。

その理由として、この解答に当たる「物事の成功」を現在点から一つの数式で導く過程を正確に考える、その能力を育成することにあります。

たしかに微分積分とか三角関数とか、数学の公式をおぼえたところで社会生活のどこに役立つのか、それは数学の必要性を唱える私ですら思います。

そんな進研ゼミの宣伝漫画みたいに、仕事で発注ミスして大ピンチなときに「あっ、これコーシー・シュワルツの不等式が使えるぞ!」なんてなるわけないでしょ。

数学の計算はあくまでレジのお会計みたいに単なる作業のひとつにすぎなくて、数学で一番大事なのは「問題と解答の間にある過程の式を作り出す」、つまり「原因Aと結果Bの“因果関係を証明する”行為」こそ数学の本質なのです。

最初の質問に戻って、「どうすれば相手から連絡が来るか?」。

あいにく、あなたと相手の関係と状況を知らないので何も答えられませんが、ただ考えるヒントは今回の記事に残したので、そこからあなた自身で応用してみて過程を考えてみてください。

可能性は無限大にありますよ。

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