#6Youは何しにワットへ?/勘と実力と努力を兼ね備えた男!
皆さんこんにちは、株式会社ワット・コンサルティングの髙橋です。
様々なバックボーンを持つ社員を紹介する「Youは何しにワットへ?」。
前回の「Youは何しにワットへ?」の記事はこちら!
第6回は工学部建築学科を卒業しワットに入社した土家捷平さんにお話を伺いました!
海の街で過ごした学生時代
-- 本日は宜しくお願いします!
土家さんは神奈川出身とお伺いしたのですがどのあたりですか?
藤沢市で、海が身近にある街で暮らしていました。父と母、兄と妹がいて5人家族になります。兄の影響や地域柄、幼少期からサーフィンをしていました。
-- 僕は埼玉で海が無かったのので羨ましいです。泣
どうしてサーフィンを始めたんですか?
知人のサーフィンする姿を見たのがきっかけです。一人暮らしを始める18歳まではずっと近場で遊んでましたね。波を乗りこなすあの感覚はサーフィンならではの魅力だと思います!
また、時期によって野球や弓道もやっていたのでスポーツは身近にありましたね。
-- 様々なスポーツを経験していたんですね。
大学は工学部建築学科という事ですが、どうしてその学科を選択したんですか?
ぶっちゃけなんとなく、です。笑
-- なんとなくで入れるものなんですか??笑
どうにかなりました。笑 僕の家族がみんな文系だったので理系に進みたいと思っていました。あとは、理系特有の「答えが1つ」な事は自分にとっては心地がよくて。
あとは、将来は手に職の就いた仕事に就きたいと思っていました。だからこそ専門的な学びは必要かなと考えたんです。
そんな中でも、直感で役立ちそう&面白そう!だと思った建築学科に進みました。
-- それが今、仕事になっているのだから土家さんの勘は冴えてますね。笑
実際どんな授業を受けていたんですか?
音響だったり設備だったり、座学や実験もありました。また図面をたくさん描く授業もありましたね。もう一度学ぶ根性は僕にはもうないですが…。
-- そんなに大変だったんですね。
そうですね、図面作成の授業を受けていた時は夜中まで図面と戦っていました。大量に課題があったので本当にしんどかったです。ただ、研修や今の仕事には非常に役立っている感覚があります。なので頑張ってきた甲斐はあったと信じたいです…。
-- ゼミではどんな研究をしていたんですか?
音の反響について研究していました。学校にあった無響室という場所を使って、音の響き方について調べたり、普段見ない機材や場所に行けるのも楽しかったです。
あとはゼミで建築設備についても学んでいました。建物の内部がどうなっているのか、どうして僕たちが快適に暮らすことが出来るのか、など知ることが出来たのは面白かったです。
ゼミがあったからこそ、建設業界や設備に関する仕事を志そうと思いました。
就活からワットに入るまで
-- 学んだことが生かせる環境を探していたんですね。周りの方も皆さん建設業界志望でしたか?
そうですね、この業界を見ている人は多かったと思います。ただ警察官などの公務員や関係ない業界に進む人もいたので、進路はそれぞれですね。
僕自身は、他に日本建築学会という学会の選考にも参加していました。理由としては学んだ知識を生かす為。というか生かす以外の選択肢は自分の中になかったんです。
-- そう思えるということは、それぐらい学校の授業が面白かったんですか?
もちろん、授業が面白かった事もあると思います。ただ、何がそこまで自分に影響していたかは正直分かりません。あえて挙げてみるなら、両親が兄妹全員を大学に入れてくれて、滅茶苦茶大変だったんじゃないかなと思って。その恩返しをするなら、「学んだことを生かし手に職をつける」ことがその手段になると思いました。
-- 素敵な考え方ですね。実際そんな中でワットに入社した理由は何ですか?
一番は自分のやりたい仕事が出来ると思ったからです。設備の施工管理としてまずは色々な建物に携わってみたいと思ったので、それが叶うと思って入社しました。また、研修内容も大学以上に実践的な内容で学ぶことが出来たので良かったです。
-- 実際に働く上で研修はどう役立ちましたか?
一番驚きだったのは先生に教えていただいた内容が、実務でほぼそのまま出た時ですね。あまりにもそのままだったので、この時は、「研修が生きたなぁ。」と思いました。
ただ、研修で全てが補完出来る訳はなく働きながら学ぶことも多々ありました。そんな中で、頼りになったのは現場の社員さんや職人さん達でした。
-- 実際面接に来て下さる方たちからも「年齢が上の方々と話すのが不安」という声をよくいただくのですが、土家さんはいかがでしたか?
僕は、全然気にならないです。元々スポーツをやっている時から年齢が上の方と話すことはありましたし、もっと言うと「仕事の時に、そんなこと気にするな」と思います。そもそも世の中、自分より年上の方の方が多いですし同じ職場にいる時点で年次関係なく共に仕事を進めるパートナーになるので話さないと何も進展はありません。
ただ、実際働いていると仕事内容はもちろん、世間話をすることも多いので意識せずとも自然と話せるようになると思います。
-- そうなんですね。とはいっても、自然な関係を作るのって人によっては苦手意識を持つ場合もあると思うのですが、何か意識されていたことはありましたか?
一番はまず、「頼られる存在になること」だと思います。
「まず土家さんに聞いてみよう」と思われる立ち振る舞いをすることが大切ですね。そして常に素直でいること。これも重要だと思います。
報連相を徹底したり、分からない事を素直に聞く事が一番の近道ではないでしょうか?
正直、僕は質問したことに対してどう思われるかは気にしていませんでした。理解のできない言葉が飛び交う事は日常茶飯事ですし、そのまま進めるとみんなに迷惑が掛かるからです。
だから頼らざる負えない環境が結局やってきます笑 だからこそ日々のコミュニケーションも大切にする必要があると思っています。
-- 大切な考え方ですね 。今回担当していた大型ビルの熱源(エアコンの配管等)工事において一番大変だったことは何ですか?
一番大変だったのはスリーブ取り付け作業ですね。
配管が通る穴に対して鉄筋をコンクリートが打たれる前に取り付ける業務なのですが、数が莫大かつ広範囲。さらには鉄筋業者の調整や職人の方への指示出しも必要で予想以上にてんやわんやしましたね。
今やるべきこと、明日明後日….とやるべきことを整理しながら進めることの難しさを肌で感じました。
-- なかなか想像がつきませんが、体力面とメンタル面どちらが大変でしたか?
どちらもですね。笑
この暑い時期に、一日中歩き回って問題個所が無いかチェックしたりするのは特につらかったですね。周りに人もたくさんいますがやっぱり自分が目でか見て確認しないと不安でしたし、「失敗してみんなに迷惑はかけられない」と常日頃から感じていました。そういう意味では、プレッシャーを感じていたのかもしれません。
-- 責任感が強い分、悩みも増えてしまったんですね。僕なら耐えられなさそう、と思ったのですがどうして土家さんはやり切ることが出来たんですか?
一つは竣工まで駆け抜けたいという想いでした。
僕がワットに入り始めて入ったプロジェクト。そしてこの大型ビル、やり切ることが出来れば自分にとって間違いなく良い経験になると思いました。営業の方やCA課の方にも、「無理せず別現場に移ってもいいんだよ」と言われましたが頑張っちゃいました。笑
-- パワフルですね。笑 周りが心配するくらいには大変なプロジェクトで他に続けられた要因はありますか?
一番は、一緒に働いてきた社員の方や職人さんの存在ですね。
日頃から沢山助けてもらって、色々なことを教えてもらって僕が出来る恩返しがあるとすれば「やり抜くこと」だと思いました。
そしてみんなで、日々出来上がっていく建物を見ながら一緒に頑張りたいと感じていたんです。
-- 素敵です…。泣
お話聞いていると、土家さんは現場の方々に愛されてるなぁ、と勝手に感じたんですけどご自身ではどう思いますか?
そうですね…。笑 まぁ確かに正直だいぶ可愛がってもらっていた、と思います。なんででしょうか。日頃から仕事以外の事も話して信頼関係を気づいてもらっていたからですかね。
-- それも一つの要因だと思いますが、他にご自身で意識されていたことはありませんか?
そうですね。誠実に仕事に向き合っていたから?かな。まぁ、お金を貰っているんで当たり前ですが。笑
毎日仕事の整理をする時間を取って、「誰」に「何」を伝えて、どんな「作業」をするか。は考えていました。みんながスムーズに働けるように自分が出来ることは行動に起こしていたかもしれません。
-- それは間違いなく信頼される施工管理の仕事ぶりですね!
何故そこまで親身に打ち込んでいたんですか?
正直親の影響が大きいと思います。うちは結構厳しくて。例えが適切か分かりませんが幼少期、家族で外食した時、僕が頼んだパフェを残したら父が「食べきるまでは家には帰らせない!」と言って、泣きながらパフェを完食させられました。昔から自分の行動に責任を持たせられていました。
-- スパルタですね。笑
ただ、兄妹三人を大学に入れてくれたり、私立の理系コースに進ませてくれたり。この年になって家族が大変な思いをしながら僕を育ててくれたことに今更ながら気づいて。僕がしっかり仕事して成長することが最大の恩返しで、いつか僕に家族が出来たら同じように子供に与えられる存在になりたいと思っています。
-- この親にしてこの子あり。ですね。親御さんも絶対嬉しいですよ。泣
では、働いていて達成感を感じたタイミングはありますか?
やはり竣工を迎えたタイミング。あとは自分が書いた図面通りに一発で作業を完了させられた時ですね。自分の成長を強く感じることが出来ました。仕事が出来るようになるって、こういうことなんだな。と。
-- これだけの大型施設だからこそ、その喜びもひとしおですね。
そうですね。そして、竣工はやはり感じるものがあります。「僕はこのプロジェクトをやりきったんだ!」という気持ちと、肩から荷が外れる感覚。そのどちらもありました。間違いなく言えるのは、頑張ってきてよかった。という事です。
最後に
-- 土家さん資格も最近取得されたんですよね。
そうですね。二級管工事施工管理技士補を取得しました。
今度の9月には消防設備士、という資格も受けようと思います。
-- 素晴らしい向上心ですね。
最後に読んでくれている方に一言お願いします!
このプロジェクトに配属されて、最初は本当に分からないことだらけでした。研修はスタートラインに過ぎません。ただ、絶対に自分の糧になります。僕は2年間かけてこのプロジェクトをやり切ったことを誇りに思っていますし次のプロジェクトの礎にもなると思っています。頑張った分だけしっかり自分に返ってくる業界です!
是非一緒に頑張りしょう!
-- 土家さんの仕事に対する姿勢、本当に素敵です!
ありがとうございました!
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