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【読書記録】一年3セットの服で生きる「制服化」という最高の方法(あきやあさみ)

【あらすじ】
服選びの苦しみからさっさと抜けだそう!
一年3セットの服で過ごす、人気スタイリストによる、少しの服で「自分らしさ」を作る方法

たくさんの服に時間とお金をかけて着まわすよりも、自分が納得できる同じ服を何回も着る方が、おしゃれで自信のある人に見えるのです!
・まず着ない服を決める
・靴は「自己評価」だと思って選ぶ
・バッグは「自己紹介」だと思って選ぶ
・アクセサリーは「アイデンティティ」だと思って身につける
・季節の始まりは断服式から
・服は愛せる数だけ持つ
・選び抜いた「自分だけの制服」は、人生を豊かにする最初の突破口。
制服化のためのアイデアをまとめたイラスト解説付き。
(本の概要より)

【感想(ネタバレあり)】
きっかけは忘れてしまったけど、春頃にスタイリストのあきやさんのnoteを見て面白いな〜と思っていて、そこから自問自答ガールズの皆さんの記事をちょこちょこ拝見し、ファッションの深掘り活動をひっそりと追っていた。そんなあきやさんの著書がずっと気になっていたので読んでみた。

内容は普段から発信されていることと大きくは変わらないんだけど、こういう経験や考え方からこういう発信をされているんだな、と背景がわかる感じ。逆に本から入った方は、考え方に共感できるのであれば、noteとかのSNSも見てみるとより具体例が出ていていいのかも。万人に合いそうな服の合わせ方やパターンがいくつも載っているわけではないので、そういうのを求めている人には別の本が良さそう。

私はできるだけ服を減らそうという努力はしているものの、クローゼットがパンパンな方で、それでもどの服も割と稼働しているので、3セットに絞るのは難しいと思っているんだけど、自分が選び抜いた服を着ることでファッションがより楽しめて人生が豊かになるという考え方は共感できた。今後買うものについては、よく吟味して買えるといいな。

ファッションの核を見た目からではなく、内面から創り上げる、そのために自問自答するというのは、あきやさんならではのファッションへのアプローチだと思った。なりたい姿のキーワード探し、なかなか難しそうだけどちょっとずつ取り組んでみたいところ。

実はあきやさんの講演会の配信を見たので、そこで少しだけキーワードの整理をしている。ここらへんはひと通りやってみたら記事にして記録を残しておきたい。

あと「まず着ない服を決める」という発想もなかったので参考になった。私の場合は、顔タイプ的にもパーソナルデザイン的にも性格的にも、そしてなりたい象的にもフリフリとした可愛らしすぎる服とか、ミニ過ぎるスカートとか、スポーティすぎる服は着ても似合わないし気持ちも上がらないんだけど、お店でときめいてしまって衝動買いして結局そんなに着なかったということがあるので、着ない服リストを作っておけば、失敗は減りそう。

タックが入ってないパンツとか、変なとこに段が付いちゃってるパンツとか、とにかくラインが綺麗じゃないパンツも選ばなくなっちゃうし、身体のラインが出すぎるボトムスとか、襟が開きすぎてるトップスも着なくなっちゃうから、ここらへんはときめきだけで買わないように注意しなければ…

断服式を季節の始まりにするのもいいな、と思った。私はそのシーズン着なかったらもういらない服として断捨離してたけど、売れる服とかだったらシーズン前のほうが買い取ってもらいやすいしね。でもしばらくは手放す勇気が持てなくてこれまでのスタイルになりそう。売れなさそうなのはこれまでのスタイルでいい気がするけど、まだきれいな服だったら、シーズン前に手放す勇気を持ちたい。

あと好きなもの、心から惹かれるもの、愛おしいなと思うものについては、全身の中で1箇所だけでもいいから「好き」を入れればいいっていうのは救われたな。

私は似合うとなりたいと好きの要素が結構離れている気がしてて、ファッションで「好き」を取り入れるのは無理かな、と思ってたけど、全部取り入れる必要はないし、似合うの中からそういうかわいいに寄った要素があるものを取り入れるという手もあるなと思って、「好き」を全部諦める必要はないんだなって思えた。

結構意外性みたいなのが好きで、外からはシンプルにみえるけど、実は中を開けると可愛い柄がある、とか表面はシックな色だけど裏面は華やかな色、とかそういうのに惹かれるので、普段は表に見えない小物とか、ちらっと見えるピアスとか、そういうものに「好き」を取り入れていければいいのかも。

靴は「自己評価」、バッグは「自己紹介」、アクセサリーは「アイデンティティ」だと思って身につける、というのはあきやさんの発信でも自問自答ガールズさんたちの発信でもよく見ていたので、これが噂の…という気持ちになった。

靴が汚れてたりすると、なんか高級なお店は気後れしてしまったりすることってあるよね…私はこの店に見合った人間じゃないっていう自己評価をしてるってことなのかな。

靴に何十万みたいなお金を払う決意はできないんだけど、自分の足と気持ちに合った靴を、お手入れしながら大事に履きたいな。

バッグは「私はこんな人ですよ」ということがひと目でわかるアイテムらしい。それは服も靴も同じじゃないかな、という気もするけど、確かに同じ服でもバッグ1つで全然印象が変わることもよくあるよね。最近仕事用のバッグを新調していて、それについては自問自答して買ったわけじゃないんだけど、職場で見せたい私の姿を現しているような気がする。これも今度記事にして記録に残しておきたいな。

アクセサリーはその人の顔。プラスアルファでつけるものだからこそ、その人の内面が出やすいアイテムになるまさに顔。だから自分で心が弾むものを見つけることが大事らしい。ここはさっきの「好き」の話にも繋がるけど、ときめきを大事にしてもいい部分なのかも。

リングとピアスをよくつけるんだけと、最近ときめかなくなったものがいくつかあるのでお別れの時期なのかもな〜と思うなどした。

自問自答ってすきま時間にちょっとする、みたいなのがなかなかできなくて、ちゃんと時間を取らないと難しいんだけど、みなさんどうされてるんだろう。

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