見出し画像

ニューノーマル×オーストラリア観光 ツアープランニングコンテストが開催されました

2020年11月〜12月に、オーストラリア政府観光局とTABIPPOが主催する「オーストラリアツーリズムゼミ」が開催されました。ゼミ生のnoteは、以下のリンクにまとまっているので併せてご覧ください。

本記事では、コミュニティマネージャーからみた Day4 「ニューノーマル×オーストラリア観光 ツアープランニングコンテスト」を発信します。参加者の多くがツアープランニング未経験でしたが、ゼミを通して企画できるようになったこととその内容、審査員からのコメントを通して、これからの観光を考える兆しを感じていただければと思います。YouTubeにアーカイブがありますので、ぜひ覗いてみてくださいね。

スクリーンショット 2021-02-14 22.50.25


筆者のDay1からDay3の記事はこちらからご覧ください。
»Day1 ニューノーマルな旅って?オーストラリアツーリズムゼミDay1
»Day2「もう、最高よ!」行きたくなるニューノーマルな旅のテーマ選びって?
»Day3 憧れのライフスタイル!井神夫婦・ちーやさん・はだし夫婦が考えるツアープランとは?

画像1

オーストラリアツーリズムゼミとは?

初めてこの記事でご覧になった方向けに、簡単なゼミの紹介をします。(ご存知の方は読み飛ばしていただいて大丈夫です。)

オーストラリアツーリズムゼミとは、オーストラリア政府観光局とTABIPPOが主催する、全4回ゼミ形式のオンラインイベントのことを指します。

講師には「観光・旅」と「オーストラリア」をテーマとしたプロフェッショナルなゲストをお招きして「オーストラリアのニューノーマルな旅」について考え、最終日(12月19日)に参加者による「ツアープランニングコンテスト」を行いました。

スクリーンショット 2021-02-14 11.35.16

参加者がプランニングを行うまでに、TBWA HAKUHODO・PR TIMES・FUKKO DESIGNが共同発表した『新しい時代に対応する観光復興ガイド―SNSから見える企画のタネ―』をもとに、ニューノーマルな旅を考える講義を実施し、参加者には以下のステップで考えていただきました。

Step1:自分の経験を棚卸しする(経験から価値の源泉を探る)
Step2:社会が動く兆しを見つける(個人の価値と社会の接点)
Step3:オーストラリアの資産を見つける(ツアーの価値、源泉)
Step4:ツアーのテーマを考える(魅力的な経験が浮かぶ切り口)

スクリーンショット 2021-02-14 11.34.23

コンテストではA〜Fまで6チーム、1チーム4名〜6名に分かれて、それぞれ発表を行います。夜通し資料を作成したり、リハーサルを行ったり、みんな試行錯誤をしていたようです。資料作成中に懐かしくなっちゃって、昔のオーストラリア旅写真もあさっちゃうこともしばしば。

今後の観光に必要なことを参加者が自分なりに考えたりもしていました。

いざ、ツアープランニングコンテスト!

いよいよ、コンテストに入ります。審査基準は以下の4つです。
①ニューノーマルな視点を取り入れているか
②オーストラリアならではの魅力はあるか
③ツアーアイデアのオリジナリティはあるか
④実現可能性はあるか

スクリーンショット 2021-02-14 19.22.27

審査員は、オーストラリア政府観光局 日本局長 デレック ベインズさん、株式会社エイチ・アイ・エス 吉武昭博さん、フォトグラファー/編集者 伊佐 知美さん株式会社TABIPPO 代表 清水 直哉が担当します。ゼミ参加者(自チーム以外へ投票)と、ウェビナー視聴者の方々にも審査をしていただき、ポイントが高いチームが優勝です。優勝チームには豪華景品を進呈します。

ゲスト審査員_アートボード 1

各チームのテーマ紹介

各チームのテーマをまとめてご紹介します。この順番で、6分プレゼンテーションを行いました。

Aチーム:「いい旅」には「いい癒し」がある(さくすけ、ひろの、Atsumi、yuna)

スクリーンショット 2021-02-14 22.55.18

Bチーム:Be Colorful! No,worries! 五感バーチャル体験キット付き(あまちゃん、りゅう、えりな、まり、ゆきえ、まっきー)

スクリーンショット 2021-02-14 23.05.38

Cチーム:「ひとり旅だけどひとりじゃない!」サスティナブルなニューノーマルオーストラリアツアー(りか、Michelle、とっきー、nana、ゆっこ、ゆい)

スクリーンショット 2021-02-14 23.17.48

Dチーム:新しい自分を見つける6日間の旅〜オーストラリアの大自然と人との交流を通して〜(かりん、さき、taku、葵、yumi)

スクリーンショット 2021-02-14 23.24.02

Eチーム:世界に一つだけのマガジンつくり(Erika、あさ、つぐ、かずぅ)

スクリーンショット 2021-02-14 23.26.27

Fチーム:ふたりのこれからを創造する旅(Eri、まなつ、さっつん、maico、まい、えみりー)

スクリーンショット 2021-02-14 23.28.46

ウェビナーをご覧の方からの声

凝っててすごいと感心の声

メッセージにジーンときちゃいます

聞いてて参加したくなるツアーばかりでした

優勝はこのチーム!

スクリーンショット 2021-02-14 23.17.48

Cチームの「ひとり旅だけどひとりじゃない!」サスティナブルなニューノーマルオーストラリアツアーが選ばれました!

スクリーンショット 2021-02-14 23.40.57

20代〜30代女性のひとり旅応援として、参加した方とのコミュニティ形成が特徴。各自、個人の好みの都市(シドニー、ゴールドコースト・ブリスベン、メルボルン)からツアーをスタートし、最終ケアンズで合流するというプランです。ニュージーランドにお住まいのnanaさんを筆頭に、自分たちをターゲットにしツアーを組んでいて、聞いていて筆者も行きたくなっちゃいました!日本とニュージーランドの時差があっても仲良く配慮しあいながら制作を行っていたのが、nanaさん優勝コメントの涙からも感じられました。

なぜ選ばれたか?

お二人からのコメントを抜粋します。

「旅行会社目線だと、メルボルン・シドニー・ゴールドコーストをまず行って、最後にケアンズ集合という4都市の紹介ができる見せ方ができる商品が素晴らしいです。」(HIS吉武さん)

「旅の時間が長くなる提案が多く、素晴らしかったです。みなさんが楽しそうすぎて、行っているみんなの楽しんでいる姿を見たいと思っちゃいました。」(伊佐さん)

他のチームの発表も聞いた上で、HIS吉武さんは「キャンピングカーが来るんじゃないか?とドキドキしました。」とのコメントもあり、これからのHISさんが組む商品にも注目ですね。

優勝メンバーの喜びのコメントを抜粋!

まとめ

一ヶ月の短期間ゼミで、参加者が率先して忙しい時間の合間を縫いながらツアープランを考えていたところからも、オーストラリア愛の強さを感じました。また、今までのツアーとは異なる「新しい常識(ニューノーマル)」を作っていくこと、ツアープランニングの経験がなくても「参加者の経験」+「観光復興ガイド」によって、企画していける手応えも感じます。実際、高校生で参加していた方もいました。

本気で企画して、本気でプレゼンしていたので、中には優勝できずに悔しい思いをされていた方もいました。「悔しい!」と思えるほど、夢中になって取り組んだのは素敵なことだし、そうした方々がオーストラリアや、旅、観光に興味を持っている事実が、未来への兆しであると筆者は捉えました。

今後、ゼミ参加者のみなさんには、TABIPPO公認のオージー・トラベルリーダーとして活動いただきます。優勝チームのツアープランが実際にツアーとして公開される場合、TABIPPOに掲載される予定です。

まだまだ落ち着かない日々が続きそうではありますが、今できることから一つ一つ取り組んでいきたいですね。

オーストラリアツーリズムゼミその後

TABIPPOでゼミ開催後のレポートをまとめました

比較的近くに住んでいる方は打ち上げ兼ねてメルボルン会を開催

nanaさんInstagramのキャンペーンでラゲッジタグのギフトが届いたようです

オフ会も実施!オーストラリア好きの繋がりは続きます

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

画像16



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?