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ブルースがメディカルスタッフを称賛「お疲れ様と言わなければ」

複数名の選手とクラブスタッフが新型コロナウイルスに感染したことによりトレーニング施設の閉鎖に追い込まれ、先週のアストン・ヴィラ戦を闘うことができなかったニューカッスルだが、今週火曜日に練習再開まで漕ぎ着け、12日のWBA戦は予定通り開催されることになった。

チーム関係者は今週2度のPCR検査を受けており、その両方で陰性判定を受けた選手のみがトレーニングに復帰しているという。

試合の前日となった11日、スティーヴ・ブルース監督は久々にメディアの前へと姿を現し、状況を説明した。

「難しい時間だったのは言うまでもない。練習場のメディカルスタッフには、お疲れ様と言わなければいけないね。彼らは全てうまくやってくれた」

「閉鎖しトレーニングを中断したのは、とても重要なことだったんだ。クリスタルパレス戦以降、我々は練習していないからね」

「想像できると思うが、とても厳しい時間だった。でもありがたいことに、先週よりも随分といい状況になったんだ。月曜日に聞かれていたら、試合が出来るなんて思いもしなかったよ。そこからグラウンドを再オープンできて、全員が検査を受け、そして練習再開まで辿り着いたんだ」

「少なくともここ2、3日は日常に戻ってくることができた。そして試合に臨むイレヴンを選べるようにはなったよ」

依然として一部の選手やスタッフは陽性判定を受けており、WBA戦のセレクションが制限されているのも事実だ。ウイルスの脅威を目の当たりにした指揮官は、当時の様子を次のように語る。

「(ウイルスは)とても怖い。簡単に人から人へ感染してしまうし、一瞬にして広がってしまうんだからね。脅威的だ」

「感染した彼らの多くが無症状だったのは不幸中の幸いだ。一方で1、2人のプレイヤーには症状があり、数人のスタッフも苦しんでいた。早い回復を祈っているよ」

施設閉鎖へと追い込まれる直前、ニューカッスルはクリスタルパレスに2-0と快勝を収めていた。同試合で1ゴール1アシストと活躍を見せていたジョエリントンについて、ブルースは称賛の言葉を送っている。

「選手たちは練習に戻ってきたとき、まるで子供のようだったよ。長いこと練習していなかったから、みんな元気だった。そしてトレーニングを楽しんでいたよ」

「そしてジョエについては、私も嬉しい。彼が難しい時期を過ごしていたのは事実だし、言い訳はできない。でもそこからトライ、ハードワークし続け、深く考えた。責任感も忘れなかった。そんな人には活躍して欲しいものだ」

「カラム(・ウィルソン)の様な選の横に並ぶことで、助かっている部分もあると思う。ターゲットマンとして1人でプレーするよりね。彼はとてもよくやっている。続けてくれることを願っているよ」

「プレミアリーグで連勝するのは簡単ではない。それは理解している。でもそのチャンスが訪れているんだから、我々が目指すものは一貫して勝利だ」

「もちろんプレミアリーグではそれはとても、とても難しいんだ。それはわかっている。いい機会があるから、このチャンスをモノにできるといいね」

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