「地域ブランドの立役者」デザインのチカラで見たい世界をつくる人 臨鉄ガーデン・ツチヤコーラ 土屋遼介さん
こんにちは。言語化のまいまいです。
フリーランス女性の魅力を言語化するインタビューやメニュー提案、ホームページライティングなどの仕事をしています。
私ごとですが、東京から岡山に転勤引っ越しをして、7年が経過しました。
「まだまだ岡山の魅力を知らないので、しっかり学びたい!」
という気持ちから、岡山県にある高梁川志塾という塾で、地域の魅力を楽しく学びはじめました。
高梁川志塾では、多彩なゲスト講師による勉強会やフィールドワークなど、さまざまな体験をさせてもらっています。
今回は、「水島臨海鉄道の高架下で、美味しいお酒と食を味わいながら、
ゆ~ったり音楽を楽しめるマルシェイベント」臨鉄ガーデンや、
オーガニックや地産地消を大切に、カルダモンやコリアンダーなどのスパイス7種とレモンなどの柑橘類で作るクラフトコーラで、「you be. あなたらしい一日に」を合言葉に、パブリックカウンターをメインに販売しているツチヤコーラ(YOU+BE BRAND)の仕掛け人 土屋遼介さんがゲスト講師でした。
土屋さんの取り組みについては、素敵なインタビュー記事が多数ありますので、今日は講座での気づきを中心にお届けします。
土屋流見たい世界を実現させるための5つのステップ
前述のように、臨鉄ガーデンやツチヤコーラなどの地域ブランドを「小さくはじめて、大きく育てる」ことに成功している土屋さん。
お話を伺ううちに、2つの地域ブランドが育つ過程に共通するステップがあるように感じました。(勝手につくりました!)
具体的には、こちらです。
この中で、私は2の「しっかり調べる」と、3の「ゴールを決め、ビジュアル化(イラスト化)する」という2点が弱かったなと反省しています。
2の「しっかり調べる」については、土屋さんは「あったらいいな」のひらめきも大切にしつつ、関連する歴史を調べたり、地域の方と話し合いを重ねたり、とにかくしっかりしっかりリサーチをされている印象でした。
土台の段階でのリサーチを丁寧にすることが、「地域ブランドをしっかり育むコツなのでは?」と感じました。
3の「ゴールを決め、ビジュアル化(イラスト化)する」については、WEBデザイナーである土屋さんのもっとも得意とされるところだと思います。
私自身もお客さまに、「この事業を通じて、どんな世界になったらいいですか?」と質問をすることが多いのですが、ビジュアル化や言語化がこれからという方も少なくありません。
見たい世界をビジュアル化(または言語化)することで、たとえ今はカタチのないものであったとしても、
「その未来に、私ものった!!!こんなことなら、お手伝いできるよ」
など、具体的な応援が入りはじめるんですよね。
土屋さんは、臨鉄ガーデンでも、ツチヤコーラでも、「ゴールを決め、ビジュアル化(イラスト化)する」を効果的に使っていらっしゃいました。
臨鉄ガーデンでは、「お母さんとお子さんが安全に歩ける歩行者天国のイラスト」で、マルシェ開催をする交通量の多い駅周辺の環境を変えたい旨を訴求し、実際マルシェ開催時に、駅周辺を歩行者天国化することに成功されました。
ツチヤコーラについても、試作の段階からラベルのデザインをしたり、ボトルに入れて綺麗な写真を撮影されたり、とにかく試作段階で、「これから先、どうカタチになるのかワクワクできるような」イラストだったり、写真だったりを活用されています。
私はイラストは書けないのですが、文章を書くことは好きなので、「事業を通じて、実現する明るい未来をありありとイメージできる言語化」に、もっと力を入れます。
100ページ以上におよぶセミナースライドや、参加者の質問に丁寧に穏やかに答えてくださる土屋さんの在り方にも、刺激をいただきました。
ぜひ、またお会いできる日を楽しみにしております。
ここまで読んでくださった方、夏にぴったりなツチヤコーラの裏話は、こちらからどうぞ!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?