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予防で飲む痛み止めってどう思う?

「身体」のことや「講座の運営」について一緒に学んでいるお仲間の保育士さんから頂いた質問です。

周りの保育士さんで、頭痛や生理痛で仕事にならないから「痛みがやってくる前に」痛み止めを飲んでいる方がいるとのことでした。

そうしていると、痛み止めを飲むことで頭痛が起きることもあったそうです。

そんな背景があり頂いた質問ですが、

「予防的に痛み止めを飲む」

これ、、、すっごい分かるんですよね👀
なぜなら僕自身そうしていたから😅

僕の場合は「頭痛と歯痛」で、
痛みが出てくると仕事にならないから、

「痛み止めの効果が切れる時間」
「飲んだらどれくらいで効果が出てくるか」

を予測して「痛みがない状態」が続くように、
飲んでいました。

「いまをどうにか乗り切るために」、「外の環境に適応するために」自分の身体をないがしろにするって改めて考えるととても辛いですよね😅

一時のことだったので、僕の場合は不具合が起きたわけではないですが、

質問にあったように、痛み止めを飲むことで頭痛が起きることもあります。

「薬物乱用頭痛」と言ったりもしますが、
頻繁に痛み止めを飲むことで頭痛が起きてしまいます。

色々な捉え方があると思いますが個人的には、

「これ以上薬を飲まないでくれ」

という身体からのサインじゃないかと思っています。

痛み止めの多くは体温も下げます。
(そのため熱冷ましにも使われます)

高熱でもないのに体温を下げて冷えると、免疫力も落ちて様々な体調の異変が起きやすくなります。

そのため、身体から「これ以上勝手にいじくり回さないで」という訴えとして頭痛が起きているのではないかと考えています。

このケースの時に、

「この痛み止めが合っていないからだ。他の痛み止めにしよう」

とすると身体からしたら相当ショックだと思います🥲

「なんでこんなに訴えてるのに聴いてくれないんだろう」

と途方にくれるかもしれません。

また、
ある派遣先で一緒に働いていた事務の方は、頭痛が起きるのが嫌で、毎日数錠痛み止めを飲むのが当たり前になっていました。

1か月で100錠近くです。

ある時、

「効きにくくなってるから更に飲んでしまう」

「ちょっとの痛みでもあると不安」

と話していて、痛みを取り除くことに関しては依存に近い状態で薬を飲んでいるようでした。

薬が必要なタイミングももちろんありますが、
度を超えてしまうと、

薬を飲むことによる体調悪化

薬に対する依存

が起こる可能性があります。

勇気を持っていまの環境を手放して、
自分自身が無理なく過ごせる環境を探すことは本当に大切だと感じています。

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