二者心理:一人だと楽だけど
「子どものこころCh」の方で、メンタルヘルス大全の第1部ですね。治療論の前後半の動画を撮っているんですけど、もしよかったら見てくださいという動画です。後半のホワイトボートなんですよ。
■一人だと楽だけど
よく「一人だと楽なんですけど、他の人といると辛くなります」と言います。
まあそうと言えばそうなんですよね。
自分の心をコントロールする、一人でいるときにはコントロールできるのは前半戦という感じですよね。
でも、人間は群れの動物なので、誰かといた時にも問題が起きないとか、集団の狂気の中にいても正常を保てるのは後半戦なんですよ。
例えばナチスドイツもそうだし、旧日本軍もそうですけれども、一人一人では特に問題がないんですね。正しい善良な市民だったりするわけですよね。
だけど、集団になった時に異常な行動をしている。集団の病理が発揮されることはあるわけです。
一人一人は問題ないんだけど、誰かといるとうまくいかないことは結構あるし、それは集団の時に問題が起きることもあれば、チームの時に起きる、二人きりの時に起きるとかいろいろあります。
自分を保てるようになった時に、それだけだと治療が進んでいなくて、次の段階にも行かなきゃいけないですね。
誰かといても問題が起きない。誰かといてもうまく調整できる。
相手が不調の時でも自分を保てる。
これがポイントです。
だから色々な人がいるので、色々な人に合わせてやっていかなきゃいけないし、もちろんこの人とは合うけど、この人とは相性が悪いとか、この人には対応できないというパターンもあるのかなとは思いますけど。二者心理はそういうこと。
自分のテリトリーを守って、相手ときちんとコミュニケーションを取る透明性と尊重。だけど、きちんと境界線を作る。
対立した時には妥協と交渉が必要だというかね。
あとは相手とコミュニケーションしている間で無意識の影響を受けてしまって、ついつい感情的になってしまうとかもあるだろうし、相手の限界性がわからずにすごく怒ってしまったりとか、自責的になったり、他責的になったりね。
治療者側だった人が無力感に陥ってバーンアウトするとかね。
あとは生物学的な困難ですよね。だから発達障害とかですね。変われない人達っていうのもいるんですよね。
変われない人たちというのはどういうことなのか。
どういう風に理解していくのか。
コミュニケーションのあり方もある。
あと人はそれぞれ皆違うので、価値観も違うので、生きる意味とか目的とか楽しみも違う。みんなが同じ目的で生きていないですから。
それがどうわかるのか。その中で孤独や孤立をどう受け入れるのか、どういう風にそれを楽しむのかというのもありますね。
まあそういうことなんですよ。
こういう話を子どもチャンネルの方でやってますので、
もしよかったら見てください↓
■本日の宿題
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