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ア式蹴球部100周年プロジェクト、始動。

1924年(大正13年)に創部された早稲田大学ア式蹴球部は、来年、2024年に創部100周年を迎えます。

関東リーグ1部優勝27回。全日本大学選手権優勝12回。総理大臣杯優勝2回。天皇杯本戦優勝2回。早稲田大学ア式蹴球部は、数多くの日本代表選手・監督を輩出し続け、常に日本サッカーをリードしてきました。

「WASEDA The 1st ~人としても1番であれ~」を哲学とし、ピッチ内外において「日本をリードする存在になる」をことを目指し、日々精力的に活動を続けて参りました。

一方、2018年度を最後に主要タイトルから遠ざかり、2022年度は関東1部リーグ最下位。今年2023年度は関東2部リーグでの戦いとなりました。

ピッチの中で結果を残してこそ、ピッチ外での活動が初めて評価されるということ。降格した事実とともに実感しました。
誰が見ても、強いチームとは言えませんでした。
自分たちに足りないものが多すぎました。

推薦で入る人もいれば、浪人して入る人もいる。試合に出れる人、スタンドから声を枯らし応援する人。プロという夢を叶えた人、サッカーとは一線を引く決断をした人。
置かれた立場が異なるものが一つになり、組織として高みを目指す。
サッカーで勝利することはもちろん、ピッチ外の活動でも、人としても一番を目指す。そして卒業後も、人として1番であり続ける。活躍し続ける。日本をリードする存在であり続ける。

これこそが強い早稲田であり、強いア式蹴球部なのだと。
昨年行ったOBOGの皆様へのインタビューから、ア式蹴球部の本質が見えました。

100周年を迎える2024年。

現役部員とOBOGの皆様、東伏見や試合会場に応援に来てくださる方々、恩師や家族、早稲田ファミリー全員が一つになり、本当に強い早稲田大学ア式蹴球部を復活させるために。

2024年1年間をかけてアクションを起こします。それが100周年プロジェクトです。

100周年を、ただの記念イヤーではなく、ア式を蘇らせるスタートにするために。私たちは、歩み始めます。


事業説明

ア式蹴球部初、公式アプリの制作

100周年プロジェクト最初のアクションは、ア式蹴球部初の情報発信ツールとして公式アプリの運用を実施します。
「Player!」を提供する株式会社ookami様と連携し、7月1日にリリースを行いました。

【Player! WHITE導入理由】
ア式蹴球部を応援してくれる人とチームを繋げるという目的を達成するため、 多くの方とア式を創り上げていこうという思いから今回の導入を決定致しました。

【今後の展望】
アプリを導入することでTOP・Iリーグ・社会人・女子部という全カテゴリーの試合速報を発信することで試合を見やすい環境づくり及び部としての一体感を生み出したいと考えております。また、ファンクラブ機能を使用することでア式蹴球部を応援してくれる方々とのつながりをより強くし自分達も目標に向け邁進して参ります。また、大学サッカーのア式としての独自性、価値を高めるという面にも取り組んでいきます。

【コンテンツ内容】
・試合速報
男子部・女子部全カテゴリーの試合速報を発信!
プッシュ通知でよりリアルタイムに!

・ファンクラブ
ファンクラブに入会してグッズ・限定コンテンツを是非お楽しみください!

・選手情報や日々の活動を詳しくお知らせ致します!

ア式をもっと身近に。ダウンロードは下記リンク、もしくはストアにて「早稲田大学ア式蹴球部」で検索のうえ、ダウンロードのほどよろしくお願いいたします。

https://preview.page.link/white881.page.link/download

海外遠征

コロナ禍とともに学生生活を過ごした私たちは、世界を知る、体験する機会をも奪われてしまいました。

現状・自分自身を越える為に海外遠征を実施し、強豪チームとの練習試合や合同練習を通じて世界との差を知ること、体感すること。この経験が、必ず個人の、チームの成長に繋がると確信しています。

女子部との共同開催も検討しており、ア式蹴球部全体での競技力向上を目指します。早稲田から、世界へ。その一歩を、100周年プロジェクトで力強く踏み出します。

国立早慶戦

国立競技場は、日本サッカーの聖地。「復活への挑戦」をテーマに掲げ、2013年から遠ざかっている国立競技場での早慶戦実施を実現させたいと考えております。
歴史と伝統が詰まった好敵手との一戦。

大学サッカーの、日本サッカーの未来を、早慶戦から創り上げる。

ア式蹴球部100周年、早慶戦75周年という記念すべき年に、学生が主体となって国立競技場開催を目指します。


100周年記念誌の制作

ア式蹴球部100年の歴史、100年の葛藤を紡いだ記念誌を制作します。外部の様々なメディアの皆様とともに、一冊のストーリーを描きます。


ASHIKI 100th KICKOFF EVENT for ALL MEMBER (2024.1.7実施予定)

ア式蹴球部100周年記念イヤーの始まりを告げる記念式典を、変わらぬ拠点、「東伏見」で行います​。本施策により、約1000人のア式関係者+ア式にとって大事な方々を招待し、​ア式蹴球部が目指すべき未来を共有し、新たなきっかけを生み出す交歓の場に。
日本をリードする集団として、新たな活力を得てそれぞれの分野に戻る​ことができる、そんなキックオフミーティングを目指します。

当日はア式OBOGで行うスぺシャルマッチの実施・中継も行う予定です。日本サッカーの立役者たちが集う、このタイミングでしか見られない特別な試合をお届けします。

その他1年間を通じて、様々なアクションに取り組む予定です。
※社会情勢を鑑みて内容・時期等、変更可能性がございます。

ご支援のお願い


上記事業実現のために、皆様からのご支援をお願いしております。

※5万円以上の寄付をしていただいた方には返礼の品として100周年記念誌を送付させていただきます。(2025年2月完成予定)

※また、ア式蹴球部公式ホームページにて寄付者様のご芳名を掲載させていただくことを検討しております。掲載を希望されない方は通信欄にその旨をご記載ください。

寄付の手順

①「決済方法」「お申込上の注意」を熟読の上、『下記の条件に同意し「寄付を申し込む」』をクリックしますと、ページが遷移し入力画面が表示されます。

②「寄付情報入力」では申込者区分が「個人」、寄付の種類が「体育各部または早稲田スポーツ全般」、指定先が「ア式蹴球部」になっていることをご確認ください。

③申込者情報入力欄に必要情報を入力いただき、通信欄に「100周年事業のため」とご記入ください。

※「ご芳名の掲載」項目の「匿名を希望する」、「一言メッセージ」項目の「匿名を希望します(Webメッセージ)」にチェックを入れると、ア式蹴球部に寄付者の情報が届かないため、氏名の掲載ができません。ご注意ください。

※寄付に際して税制優遇を受けることができます。
また、法人・団体にてご寄付をご検討の方は別途下記までご連絡ください。
早稲田大学ア式蹴球部 wmw@mvg.biglobe.ne.jp

皆様のご支援、ご協力のほど何卒よろしくお願いいたします。

監督 兵藤慎剛コメント

学生として約20年前にいた東伏見のグラウンドに、今監督として戻ってきて改めて早稲田大学ア式蹴球部の存在意義を感じています。創部100周年の節目を迎える学生たちのアクションは本当に素晴らしいものがあります。

粗削りでありながらも熱量があり、OB・OGの想いを引き継ぎながらも新しいことへチャレンジする姿勢は、間違いなく日本をリードする存在への第一歩になると確信しております。

是非、聖地東伏見に足を運んでいただき、後輩たちの挑戦を見にきていただければと思います。

しかし、この100周年プロジェクトを成功させたいという部員たちの想いを実現させる為には、現場の力はもちろんのこと、ア式蹴球部全OB・OGの力を集結させる必要があります。

新たな形の『覇者早稲田』を作る為に、皆様からのご支援を心よりお願い申し上げます。


【100周年プロジェクト学生メンバー】


・4年 平山怜央 ★プロジェクトリーダー (県立刈谷高校)
・4年 菊池朋香 (女子部主務/早稲田実業学校高等部)
・4年 浦部美月  (女子部/スフィーダ世田谷)
・3年 北村公平 ★2024年度 ア式蹴球部主務 (桐光学園高校)
・3年 中山夏妃 (桐光学園高校)
・3年 成定真生也 (日大藤沢高校)
・3年 矢萩啓暉 (モンテディオ山形ユース)
・3年 伊勢航 (ガンバ大阪ユース)
・3年 梅林頌英 (國學院大學久我山高校)
・3年 舩越嶺 (市立浦和高校)
・3年 木南花菜 (女子部/ちふれASエルフェンマリ)
・3年 澤田美海 (女子部/県立宇都宮中央女子高校)
・2年 髙見真史 (栄東高校)
・2年 永戸彩花 (県立長岡高校)

7月9日より、プロジェクト学生メンバーが思いをつづる、リレートークを連載します。学生の思いを、是非ご覧ください。

文責:永戸彩花 (2年・県立長岡高校)

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