「早稲田の誇りを胸に」2年・永戸彩花
2022年4月。仮入部7日目。
上京し、何もかもが新しい環境に飛び込んだ自分は、目の前の景色にただただ圧倒されるばかり。何もできなかった。
このまま、何の印象も残せずこの組織から消えていく未来が見えた。
確固たる目的とビジョンを持ってここに来た自信はある。
なにか行動を起こさなきゃ。
そんな焦りとともに、まだ挨拶しかしたことのない外池前監督の元へ、ガチガチで、だけれども勢いで、話に行ったことを覚えています。
そこで紹介してもらったのが、100周年プロジェクトでした。
加入してから約1年強、新しい景色をひたすらに見せてもらい、ア式の、自分の未来にワクワクできた時期もあれば、大きな労力と時間を割いて取り組んできたものが消えてなくなり、放心してしまった時期も、モチベーションが全くなくなった時期もありました。
色んな葛藤と向き合わざるを得ませんでした。
その中で、今の自分を突き動かすものは、
「皆の、自分の、
早稲田ア式に来た意味を創ること」
人生の岐路である大きな選択を、少しでも正解だったと思ってもらえるような、そして自らが思えるような、そんなプロジェクトにしたい。そんな思いで、もう一度100周年プロジェクトに向き合って活動させていただいています。
目指す事業内容は、こちらの記事にて書かせていただきました。
7月7日、七夕早慶戦で世間の注目を集めた状態で翌日リリース、という形に持っていきたかったものの、直前にトラブルもあり一日ずれ込んだ日曜夜にリリースしたところなかなか拡散がうまくいきませんでした、、
これも経験、反省です。
是非ご一読いただいた上、拡散していただければ幸いです!!
「国立早慶戦」
何を書こうか考えた時、もうこれしか出てきませんでした。
国立早慶戦。
ここに対して、私は圧倒的な思いがあります。
学生の手で作られる大学サッカー最大のビッグマッチ。
早慶クラシコには、早慶クラシコにしか出せない特別な雰囲気があります。
どんなダービーマッチよりも熱く、温かく、幸せな空間。
普段サッカーに興味なんかなくたって、早稲田だから、慶應だから、その理由だけで応援できる。
サッカー面白いなって
大学サッカー面白いなって
早稲田に来てよかったなって
早稲田、目指そうかなって
選手も、観客も
早慶クラシコが、ひとつの”きっかけ”になる。
私は早慶クラシコをそんな試合にしたい。
国立ブランド、圧倒的なアクセス、収容人数。
聖地国立は、早慶クラシコの魅力を最大化できる場所だと思っています。
そして、ここは完全に個人的な思いですが、
新国立競技場での試合運営を、
一から学生がやり切ること。
ここに、本当に大きな価値があると思っています。
大学サッカー、ここまでやれるんだぞと。
世の中に見せつけたい。
早稲田ア式である誇りを、現役部員も、OBOGの皆様にも、応援していただく皆様にも、改めて感じてもらう1試合にしたい。
やる気だけが有り余る大した実力もない一学生の思いですが、こんな思いを持ちながら試行錯誤しています。
先輩方が築いてくださった基盤のおかげで、ひとつずつハードルをクリアし、やっと具体的な段階まで入ることができました。
公の場で言葉にする以上、ある程度の責任は伴います。正直に言えば、会場都合もあり2024年の早慶戦国立競技場開催は厳しい状況にあります。
それでも、わずかな可能性がある限り挑戦することは諦めませんし、仮に2025年への持ち越しになっても、私がア式蹴球部で必ず成し遂げたいことの一つです。
もしこんな思いにご共感いただける方がいらっしゃいましたら、下記サイトより、ア式蹴球部にご支援いただけますと幸いです。
詳しい寄付手順につきましては、下記note後半部分に記載させていただいております。
ピッチ内外、圧倒的な結果を残し、大学サッカーを、日本サッカーを牽引する。
強い覚悟を持って、シーズンも折り返した99年目、そして迎える100年目に挑みます。
早稲田の誇りを再び。
ア式蹴球部を支えてくださるすべての皆様と、共に創り上げる100周年に。
ア式蹴球部の新たな歴史の1ページを、共に歩んでいただけたら幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?