「早稲田しかなかった」梅澤知己さん_早稲田生インタビュー#025
飯田:今回は僕の地元の友人の梅澤君に取材します!
梅澤さん:よ、よろしく(違和感)なんか新鮮だね。
飯田:変に緊張するから余計なこと言わんといて(笑)それでは自己紹介お願いします。
梅澤さん:早稲田大学国際教養学部1年の梅澤知己といいます。いいのかなこんなんで(笑)
飯田:大丈夫(笑)
ーー「早稲田オタク」ーー
飯田:それじゃあ最初の質問に入りまーす。なぜ早稲田大学に入学したんですか?
梅澤さん:もうね、早稲田が大好きなんですよ。(満面の笑み)
学校含めて街の雰囲気まるごと。穏やかできれいなんだけど、下町情緒が少し残ってて居心地がいいんです。
飯田:馬場行ったことないけど賑やかそうでいいね!
梅澤さん:そう。でもそれだけじゃないよ!
学生の雰囲気も好きです。自分の道を突き進んでやりたいことをやる人間が集まっているイメージがすごいあって。今までに出会ったことのないタイプの人と会って話をしたり、新たな発見ができると考えて早稲田を目指しました。
飯田:僕もこの活動を通じて、早稲田生って本当にいろいろな人がいるなあって感じます。
梅澤さん:そうでしょ!あと尊敬する人の多くが早稲田卒だったことも理由の一つです。
自分の祖父母が早稲田だったこともあるけど、自分の高校の部活の先輩だったり、好きだった先生とか、自分が好きだ!って思った人が共通して早稲田出身でした。
その人たちの特徴として、やっぱり行動力がある人が多いなあっていうのが印象です。
パフォーマンスの日本代表としてヨーロッパ横断しようとした人もいれば、ユニクロに直談判してスポンサー契約をして世界の山を登る人もいたり、とにかく多種多様なことを全力でやるんです。頭がいいだけじゃなくて、泥臭くいろんなことに挑戦する文化に惹かれて早稲田を選びました。
飯田:え!すご(笑)なんかもう行動力の次元が違うね。衝撃の連続だわ!
早稲田の志望理由はすごい響いた。ちなみにどうして国際教養学部にしたの?
梅澤さん:国際教養学部を選んだ理由は英語を話せるようになりたかったからかな。
英語を話せるだけで自分が意思疎通できる人の数が何倍も広がることを考えると英語を話せるようにするしかない!って思いました。人と話すの好きだしね。
飯田:確かに。国際教養学部ってどんな感じなの?
梅澤さん:国際教養学部では英語を学ぶというよりかは、英語を使うことが前提の環境って感じです。この学習スタイルで実現したい理想の自分に近づく感じがしました。
自分は海外渡航経験もない日本育ちなので負担はとても大きいけど、なんとかやってるよ。だけど第二外国語のドイツ語を英語で勉強するのは結構きつい(笑)
飯田:え!第二外国語も英語使うんだ。(笑)頑張れとしか言えんよ。
梅澤さん:言われんくても頑張るよ。(笑)
ーー「イタイやつでも構わない」ーー
飯田:そしたら次は高校生向けの質問になるかな。
どの受験方式でどのように合格を勝ち取ったのか教えてください。
梅澤さん:一般方式で受験、英語4技能試験を利用しました。
受験生時代に英検準一級を取得したことで、英語の本試験に加点されたことが合格につながったって思う!個人的に思うことは、英語の4技能試験利用は、早稲田の他にも幅広く利用することができるからかなり有効だと思います。
※英語4技能試験…英語4技能とは、英語の「聞く(listening)」「読む(reading)」「話す(speaking)」「書く(writing)」という4つのスキルを測る試験
飯田:4技能使ってたんだ!最近増えてるよね。にしても英検準一級はすごい(笑)
そしたら多くの浪人生も見てると思うから、浪人時代の体験談も聞いてもいいかな?
梅澤さん:いいよー。自分は浪人を2年間していました。とにかく早稲田に行きたかったんだけど、実力が無いのに思いだけが空回りして一浪しても合格できませんでした。
周りの人からの恩を仇で返すような感覚になって、これまでの人生で一番悔しい思いをしました。
飯田:そうだったんだ。二浪するって結構勇気ある決断だったと思うんだけど、どうして二浪を決断したのか聞いてもいいかな。
梅澤さん:全然大丈夫!
滑り止めの大学に行くか、もう一度挑戦するかでめちゃくちゃ悩んだんだけど、諦めが悪い性格なので後者を選びました。
自分は周囲の人の目を結構気にするタイプなんだけど、「ニ浪しちゃってイタイやつ」って思われたとしても早稲田に行きたかったので、大学受験に関してだけは自分の意思を貫き通しました。
飯田:改めて梅ちゃん、合格おめでとうね。友達の僕も本当に嬉しい!
梅澤さん:ありがとね(笑)
多くの人に反対されながらも再挑戦を決めたのですが、ニ浪目は正直しんどかったです。
とくに自分が大学に進学する時には同い年の友達が3年で就活を始めているのを考えるのが辛かったです。なんか会えなくなるような気がして(笑)
また高校の同期で仲の良かった友人が揃いも揃って早慶上智に現役で合格していたので、自分も受かりたいなぁと思っていました。
一人でいることが多かった浪人生活でしたが、なんだかんだ自分は親や友人に恵まれてました。直前期にお守りを届けに来てくれたり、LINEの応援メッセージを送ってくれたりする友達のありがたみが身に染みて、そんな人たちに合格して笑顔でお礼を言いに行きたいなぁと思いながら勉強を続けました。なのでモチベーション向上の一つに合格を報告している自分を想像してみるというのは一つの有効策かもしれません。
勉強面に関しては、ニ浪がえらそうに垂れるアドバイスはありません!!
飯田:めちゃめちゃいい話聞かせてもらった。ありがとう!
ーー「人生の軸」ーー
飯田:次の質問になります。アルバイトを始めている?
梅澤さん:Ubereatsの配達員として都内を走り回っています。
今はやってないですけど、飲食もやってみたいなあって思ってます。
飯田:リュック僕んちに取りに来てたね(笑)
アルバイトを始めて良かったことはある?
梅澤さん:自転車で東京散策しながら仕事ができることです。
地元が静岡で東京に憧れていたので、有名な街を見て回るだけで楽しいですね(笑)
飯田:アウトドア苦手の飯田は全く理解できません。
飯田:そしたら個人的に聞きたい質問です。
大学生活で頑張りたいことを理由も添えて教えてください!
梅澤さん:多くの人と会って話していく中で、自分の人生の軸を作りたいです。
早稲田の最大の魅力は学生の多様性だと考えているので、そんな人達との出会いの中から予想もできないような発見をしてみたいかな。
また、自分とは異なる価値観に触れて、自分はどういう人間なのか、何に楽しい!って感じて、何に本気に取り組めるのか、どういう人達と関わりたいのかなど、挙げたらきりがないですが、それらを考えるきっかけにしたいです。
飯田:壮大でカッコイイ!
梅澤さん:あと、人間的なスキルを身に着けたいです。
勉強の才能はなかったので、その分を他で補いたいです。具体的には、モノを相手に伝える力と行動力をつけたいですね。だけど当面の課題は英語に尽きます!
飯田:そうだね。TOEFL頑張ってね!
飯田:次の質問になります。将来の夢を教えてください!
梅澤さん:具体的にはまだ決まってませんが、なりたい理想像はあって、時間とお金の2つの観点から自由になることです。
自分は興味関心の幅が広いので、何かを思い立ったときに行動に移せるような自由、ある程度のお金と時間を備えた人生を送りたいなあって思います。
飯田:お金持ちになりたいって感じじゃないんだよね!?
梅澤さん:そう!
別に年収数千万円を稼いで高級外車に乗りたいとかいう欲求はなくて、、、(笑)
飯田:いいと思う。なんか梅ちゃんっぽいよ!!頑張ってね!
飯田:次の質問になります。新型コロナウイルス感染拡大によって、日常生活で学生生活で困ったことはありますか?
梅澤さん:オンライン授業です。
学部の授業は教授と生徒間の英語でのコミュニケーションが前提なんですけど、通信環境によって相手の内容が聞き取れなかったり、相槌のタイミングがズレて会話のテンポが悪くなったりします。特に語学は相手の表情だったり声色が重要なコミュニケーションツールなので、それらが伝わりづらいオンライン授業に違和感を感じます。
飯田:語学系統の授業は本当にオンライン難しいよね、、、単位取得するの大変そう。
梅澤さん:だから一回一回すごく集中してるよ!頑張ってる!
飯田:同じ1年生も同じ悩みを抱えてそうだね。
次の質問になります。
新型コロナウイルスの中、学生間の「友達作り」「情報の共有」をどのようにしていますか?
梅澤さん:「ギブアンドテイク」を意識して情報交換しました。
自分がほしい情報を持っている新入生に声をかけて、代わりに相手がほしい情報を与えました。アリとアブラムシの関係です。(笑)
自分は留学関連の情報を授業で扱う機会があったので、それが相手のニーズに合いました。
飯田:えーー!そんな感じなんだ。本当に今年の1年生は大変だね、、、
梅澤さん:そうなんだよね。
ちゃんと学校に行って友達と話す日々を過ごしたいです。
飯田:早く学校行きたいね!
次の質問になります。大学生活を送るうえで今知りたいことはありますか?
梅澤さん:時間の上手な使い方です。本当に生き方へたくそで(笑)
亮太郎、なんかアドバイスしてよ、、、
飯田:ええええええええええええ(;'∀')
そうだなあ。僕は今、就職活動をしているんだけど、本当に忙しくてまとまった時間がとれないんだ。だから後輩のみんなにはやれることをやりきってほしい。
今は旅行はNGだけど、サークルや勉強も!好きなことに打ち込めるのは1,2年生しかないからさ。
梅澤さん:なるほどね。いいアドバイスありがとう。
飯田:こちらこそ今日は取材ありがとね!
インタビュアー:飯田亮太郎
構成・編集 :飯田亮太郎
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