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「自分の弱さと向き合う」菊地力さん_早稲田生インタビュー_009

米野:本日のゲストは菊地力さんです。よろしくお願いします。まずは自己紹介からお願いします。

菊地さん:早稲田大学教育学部3年の菊地力と申します。サークルは前回紹介していただいた豊田と同じ稲穂キッカーズというサッカーサークルに所属しております。

米野:ありがとうございます。他に何かバイトとかやられてましたか?

菊地さん:バイトは飲食をしてるんですけど、4月の中旬ぐらいからちょっとお店も営業縮小になっていて僕もシフトに全然入ってないですね。

米野:じゃあ今バイトはしてないっていう感じなんですね。

菊地さん:そうですねー。

米野:コロナ期間は暇ですよねー。

菊地さん:めちゃくちゃ暇ですね。毎日授業やってレポートやってみたいな生活です。

米野:やたら課題多いですもんねこの時期…

菊地さん:はい、めちゃくちゃ大変です…

米野:そうですね、最初ちょっと面接っぽい、というかガクチカみたいなことを聞いてしまうんですけど、大学生活で一番力を入れたことはズバリ何でしょう?

ーサークルを沢山のヒトに知ってもらうためにー

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菊地さん:僕はサークルの活動ですね。サークルの活動で特に広報の方を自分が担当してまして、そこでチームの活動内容の報告だったりとか企画をしたりだとか発信をしてます。

米野:そうなんですね、広報とかってそのー、TwitterとかInstagramとかですか?

菊地さん:そうです。僕はInstagramの担当をしています。

米野:それは新入部員獲得のためにやっているということなんですか?

菊地さん:自分たちの代から始めたんですけど、今まで Facebook と Twitterはあったんですけど、Instagramはなくて、でも今は結構Instagramをやってる人が多いので、そこを使って新入生の獲得もあるんですけど、他のサークルであったり学生にもこういう活動があるよっていうのを知ってもらうためにやっています。

米野:認知度向上と新入部員獲得のためにやっているんですね。SNS運用は大変ですか?

菊地さん:広報は特に4月ぐらいが一番大変でしたね。

米野:新歓みたいなものも出来ない状況ですもんね。

菊地さん:普段通りの新歓ができない中でちょうど良かったですね。Instagramを始めていたのでそこでスムーズに行きました。

米野:なるほど、ありがとうございました!それが一つ学生生活で力を入れたことってことですね。
ではその経験から得た一番の学びっていうの教えていただきたいのですが。

菊地さん:やっぱり「自己満足にならないようにする」っていうのが一番自分たちで心がけていた点です。

米野:何か具体的なエピソードありますか?

他のサークルもInstagramでやってるのでそことの差別化を図るためにありきたりな感じにならないように心がけました。

米野:どうやってありきたりではなくするんですか?

菊地さん:やっぱり活動報告とか、「何月何日試合がありました。誰が点を取りました。」とかはちょっと普通すぎるので、そこでの差別化は難しいと考えました。そこで今年は新歓活動ができない中で、いつもだったら口頭で伝えている年間のスケジュールだったりとか、イベント情報とかを発信していました。それぞれの魅力もイベントごとにInstagramで投稿していました。
あとはサークルの一番の魅力としてマネージャーの多さが挙げられるんですけど、そのマネージャー達はサッカー経験がないので、そのマネージャー達がサッカーサークルをどう楽しんでいるかといった様子を表す写真を選んで、それについてコメントしてもらうっていう投稿もしてます。

米野:女の子目線でのサークルも発信しているって事なんですね。

菊地さん:そうです、それは僕だけで企画したわけではなくてマネージャーから案をもらったんですけど、それを一緒に形にして行きました。

米野:男子部員は女の子のマネージャーがたくさんいたら増えそうですね(笑)

菊地さん:そうですね(笑)マネージャーの多さは魅力の一つですね。

米野:次の質問なんですけど、今は就活とかしてる中で将来の目標とかあったりしますか?

菊地さん:具体的には全然決まってないんですけど、

米野:全然抽象的で大丈夫です。金持ちになりたいとかでも(笑)

菊地さん:なんだろう、基本的に皆そうだと思うんですけど、自分が作り出した何かで人の心を動かしたいっていうのが一つあります。それが物を生み出すのか言葉なのかっていうのは全然決まってないんですけど…それこそ今やってる広報活動にも繋がるんですけど、自分が発信した内容で心を動かすっていうのがすごく好きで得意だなっていう風に思っています。将来はそれを活かしたいなって思っています。

米野:なるほどでは教育学部を選んだ理由もそこに関連しているんですか?

ー「なぜメンタルが弱いのか」を突き詰めたくてー

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菊地さん:いえ、僕は教育学部の教育心理学っていうところを専攻しているんですけど、高校時代からスポーツ心理にすごく興味があって、自分自身がそうなんですが、試合前とかのメンタルが弱いことにかなり悩んでいて、その要因をもっと学術的に学ぼうと思い、専攻しました。

米野:全然メンタル弱そうには見えないですけどね!

菊地さん:いや、もうかなり弱いです(笑)

米野:実際学んでみてどうでしたか?

菊地さん:すごく面白くて、学びがあったんですけど、大学生活進んでいくうちに自分の好きなことはやっぱり何かを作り出して人に何か影響を与えることだっていうことに気づいたので、ゼミとか研究分野ではまた別のことをしています。

米野: 「学びたいこと」と「やりたいこと」が違ってきてしまうのは大学生あるあるかもしれないですね。
次は暮らしについて聞きたいんですけど、今どんな生活をされているか教えてください。コロナ前のアクティブな生活をお願いします(笑)

菊地さん:サークルが毎週あるので、その日は練習に行って、その後授業で夜は友達とご飯行ったり飲みに行ったりとかで、練習がない平日は授業か、全休だったらバイトという感じで、休日はバイトか友達とどこか遊びに行ったりという感じでした。

米野:1年生の頃からサークルに入ってるんですよね?

ー体育会系部活からサークルへー

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菊地さん:いや、1年生の頃は体育会系の部活に入ってました。

米野:そうだったんですか!どうして体育会系の方を辞めちゃったんですか?

菊地さん:体育会系の部活で僕は選手ではなくて、トレーナーとして入ったんですよね。

米野:そうなんですか!それはどうしてトレーナーとしてだったんですか?

菊地さん:それも自分のメンタルが弱いことが関係していて、全国でもサッカーの強いいわゆる名門校からたくさんの選手が来るっていう中で、自身の実力がないために試そうとも思わないで、でも「体育会系の部活に所属したい」「スポーツ心理学をメンタルの部分で活かして何かできたらな」と思ったのが最初でした。でも何ヶ月か活動する中で、フィールドの外からしかサポートができないトレーナーていう立場にいる自分はある意味「逃げている」っていう事に気づきました
それを選手とか監督とかに相談して無理やり入部テストを受けさせてもらいました。でもそれが駄目でサークルに移動したっていう形です。

米野:そんなバックグラウンドがあったとは…厳しいんですね、入部テスト。

菊地さん:そうです。入部テストも本気で練習してたらいけたのかなって思うんですけど、それもそれでやっぱりすごい自分に弱いなぁっていうのを実感しました。

米野:いろいろな苦労、紆余曲折があって今のサークル生活があるんですね。今のサークルは充実してますか?

ーそして「日本一」へー

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菊地さん:充実してますね。自分もサークル入る前にどこかでやっぱり「所詮はサークル」っていう部分がありましたね。でもサークル入ったらみんなめちゃくちゃちゃんとやってるし、めちゃくちゃうまいし、オンオフの切り替えもすごいしっかりしてるし、とてつもなくいい組織でした。そこはすごく自分の中で印象的でした。

米野:サークル日本一を目指すみたいなことを聞いていたので、かなりしっかりとしたサークルという印象があります。

菊地さん:そうですね、去年の12月で日本一になりました

米野:なったんですか!?日本一!!有言実行ですね!おめでとうございます!

菊地さん:僕は応援としてでしか参加できなかったんですけどね。

米野:でもサークルの日本一って凄い規模感ですね。予選とかもあったんですよね?

菊地さん:まず学内で2チームしか関東大会に出れなくて、まずはそこを勝ち上がらないとといけないんですよ。

米野:そうなんですね。

菊地さん:次に関東大会で、そこでベスト4に入ると全国大会に行けます。

米野:結構長い道のりなんですね。

菊地さん:かなり僕たちギリギリで学内戦も2位、関東大会も4位でその中で優勝しました。

米野:まさに漫画の主人公みたいな感じじゃないですか!めちゃくちゃすごいですね!

菊地さん:ありがとうございます(笑)

米野:すみません。結構横道それちゃって(笑)
次にちょっと変な質問かもしれないんですけど、一番のお気に入りの場所について聞いてみたいです。

ーおすすめの中華料理屋ー

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菊地さん: おいしいごはん屋さんなんですけど、「福源」っていう中華料理屋さんがあるんですけどそこの中国人のおばちゃんがめっちゃ明るくて。

米野:いいですね!!

菊地さん:すごくアットホームな感じで、いつ行っても「あら、また来たの~」って感じで接してくれて、ご飯もしっかり量があって最高です!

米野:高田馬場にあるんですか?

菊地さん:早稲田の近くですね。

米野:自分の大学から早稲田が近いので今度友達誘って行ってみます!
次で最後の質問なんですけど、将来どんなライフスタイルを送りたいですか?

ー今夢中なのはー

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地さん:とにかく自分の好きなことをして過ごしたいですね。

米野:分かります。

菊地さん:きつくても好きなことなら頑張れるじゃないですか。

米野:何か好きなことは具体的にあるんですか?

菊地さん:今だったらサーフィンがすごく自分の中で流行っていて、将来もずっとやっていきたいなって思ってます。

米野:あ!だからそんなに黒いんですか!サーフィンやってたんですね。

菊地さん:そうですねサーフィン焼けですね(笑)将来も好きなことずっとやって過ごしていけたらなって思ってます。

米野:20年後も30年後もサーフィン楽しめているといいですね。これで
インタビューは以上になります。本日は貴重なお話をありがとうございました。

菊地さん:ありがとうございました!

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インタビュアー:米野克哉
構成・編集  :米野克哉
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