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あのとき、私は

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2023年2月の記事一覧

「あのとき、私は」#6 木村友里さん

「あのとき、私は」#6 木村友里さん

木村さんは、小学生の頃からダンスを習い、合唱クラブに入り、中高時代はミュージカル部に所属するというまさに舞台に立つ人生を歩んできたそうだ。

木村さんと早稲田演劇の出会いは自身で行った入試の予行演習の日に遡る。本番の日に備え、試験当日と同じ時間に早稲田駅に下見をしにきた木村さん。そこで南門通りを通っていると、どらま館に遭遇する。

その少し前から早稲田が演劇で有名な場所という意識があり、答え合わせ

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「あのとき、私は」#5 李利一さん

「あのとき、私は」#5 李利一さん

李利一こと平澤さんの「あのとき」の始まりは高校生の時に偶然訪れたスズナリだった。
道で配っているフライヤーを受け取り、高校生1000円という安さに惹かれ、そのままスズナリに吸い込まれるように入ったそう。そこで演劇というものに出会い、唐組などの小劇場演劇をみ始めたそうだ。

高校時代の平澤さんは、音楽に興味があるものの見学に訪れた軽音楽部とは趣味が合わず、吹奏楽部に入り、クラシックではなく自分の好き

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「あのとき、私は」#4 内田倭史さん

「あのとき、私は」#4 内田倭史さん

劇団スポーツ、現役代とは被っていないものの一度は聞いたことがある名前だろう。劇団スポーツの主宰、内田さんにインタビューをした。

内田さんは、中学、高校時代は地元の大分県で剣道部に所属し、部活一筋の生活だったそう。部活の厳しい練習に励んだ学生生活。当時の内田さんからみる東京は晴れやかだった。いつしか東京は憧れとなり、その時からなんとなく大学は東京にという思いが強くなっていった。

実際、東京は

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