何者でもない者

はじめに

今回は自分がnoteを始めたきっかけについて書いていきます


勉強廃人

小学生の頃は暇さえあれば友達と公園でサッカーをしているようなごく普通の小学生でした

もちろん勉強も嫌いでした

中学生になってから塾に通うようになりましたが、それでも嫌いでした

そんな中、中2の頃に数学の問題集を解いていて筑駒の問題に出会って変わりました

頭をフル回転させて解けたときの興奮から、勉強にハマりました

そのときはスマホなどの誘惑もなかったため暇さえあれば勉強するようになり、気づくと休み時間や移動中の電車の中でも勉強していました

成績もヌルヌルと上がっていき、気付いたら開成を受けていました

残ったもの

結局、開成には落ちて別の高校に行くことになりました

で、高校に入ってから友達ができなかったのです

受験生時代の自分は、塾に言われたことしかやってきていませんでした

毎日、塾に来て何も考えずに授業を受けて言われた宿題をこなして土日にはオプションの講座を受けて...

特に変化のない生活をしていました

何の目的もないまま勉強だけをただ黙々とやってたため、受験が終わってから残ったものは何もなかったのです

変わらない

その後、高2で1年間カナダに留学しました

当時は自分のコミュ力を上げたいと思っていたのですが実際に留学にきても何を話したらいいか分からず、友達もあまりできませんでした

なぜだろうと思っていたのですが、中学の頃から勉強しかしていなかったため、将来したいことどころか好きなものも趣味すらなかったのです

そこでせめて何かしらの自分の留学の経験を残せたらと思い、ブログを始めました

しかしいろんな国の友達を作ったりたくさんコミュニケーションを取ったりしていたわけでもなく、書くことがほとんどありませんでした

そのとき、毎日をなんとなく毎日を過ごすのではなくもっといろいろな体験をしたり、ちょっとしたことでも拾えるためにアンテナを張っておくべきだったと後悔しました

何者でもない者

考えてみると自分には「自分といえばこれ」というものがありませんでした

そのため周りから「無」と言われることもあり、部活でもニートというあだ名をつけられていました

周りの人に「留学どうだった?」と聞かれても何も答えられず、苦しい経験をしました

しかしブログを始めてみて気づいたことが「自分は人と関わることが苦手だが書くことが好き」ということでした

書くことが好きだが自分には興味があるものがないから何も書けない

そんな何かしたいんだけど動けないというウズウズした状態のときに「言語化力」という本に出合いました

Life is Contents                (中略) 文字通り、人生に起きるあらゆる出来事は、成功も失敗も何もかもがコンテンツ、すなわちネタにすることができるということだ。

これを読んだとき、自分が何ものでもない「無」であることもこのnoteを通してコンテンツ化してしまえばいいと思いました

何者でもない者から何者かへ

自分はこの `Life is Contents` という言葉をきっかけで自分でも何かしら発信できるかもしれないと考えるようになりました

実際に書いていて自分が感じたことは自分は意外と話題を持っているのに思った以上にかけないということです

まず自分には留学に行ったという経験があるため、文化の違いに驚いたことはいくつかありました

しかし書くネタを絞り出そうとしてもなかなか書けないのです

考えてみると自分は何か驚くできごとがあっても、そこから調べたり他の人と考えを共有したりして深めるということをしてこなかったのです

終わりに

簡単すぎる人生に、生きる価値などない。ソクラテス

それでは

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