ウォラス

ビートルズ一筋(ジョン推し)の物書き。リンゴ・スターの孫と同世代。日本のジョン・レノン…

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ビートルズ一筋(ジョン推し)の物書き。リンゴ・スターの孫と同世代。日本のジョン・レノンゆかりの地における研究の第一人者。ライターとして『ジョン・レノン フォーエバー 魂の叫びと日本の心・京都編』『MUSIC LIFE ゲット・バック・プロジェクトの全貌』に寄稿。小説も執筆。

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【聖地巡礼】日本におけるジョン・レノンゆかりの地巡り①《軽井沢》

 国内だけでもジョン・レノンゆかりの地はたくさん存在するが、これまで自分の訪れた場所を整理してみたくなったので、それらを各地域ごとに写真で簡単にまとめてみようと思う。  ただし、京都のゆかりの地に関しては、私が寄稿した『ジョン・レノン フォーエバー 魂の叫びと日本の心・京都編(金梅翔仁名義)』、そしてnoteにこれまで書き記した記事を参照されたい。  まずは5回ほど訪れている軽井沢からまとめてみようと思う。  ジョンは、軽井沢にやって来た際は、妻ヨーコの別荘近くにある万平

    • まさかのまさか

       ひょんなことで応募して一次選考を通過した作品が、今度は二次選考も通過していた。しかも同時に、最終選考候補作にも選ばれたというからびっくり仰天。思わず「嘘だろぉぉぉぉ!」と叫んでしまった。  いくら小さな賞とはいえ、文学賞の最終候補に残ったのは初めてのことなので素直に嬉しい。  そわそわする気持ちを抑えながら、受賞作発表を気長に待ちたいと思う。

      • 久しぶりに味わう達成感とビートルズ

         小さな賞だけど、自分の作品が一次選考で通過していた。予選通過は久しぶりの出来事だったので、素直に嬉しかった。  ここ最近は小説を全く書いていないし、読書もしてないので文学から完全に遠ざかってはいるけど、一生懸命書いたけれど落選してしまった作品のことがずっと気がかりであり、何か評価してもらえる所はないのかなぁと探していたら冒頭で記した賞が見つかったわけである。  やっぱりこれは一次も通らない作品なんだな、というかこの頃に書いたどの作品も評価に値されないんだと半ば諦めていたから

        • ハーフまだハーフ

          もう7月ということで、今年も半分が過ぎてしまった…。 この半年もいろいろあったけど、残りの半年は自分の境遇が穏やかに、ただ穏やかにいてくれることを願うばかり。 さて、ポールの今年中の来日は絶望的だけど、まだリンゴに関してはわからないし、ストーンズだってもしかしたら来てくれるかもしれない。 8月は樹の花のイベントがあるし、9月以降は何か嬉しい発表があるかもしれない。 とにかくもう、穏やかに過ぎていってほしいと強く思う今日この頃…。

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        【聖地巡礼】日本におけるジョン・レノンゆかりの地巡り①《軽井沢》

          【聖地巡礼】坂本と比叡山延暦寺でジョン・レノンに思いを馳せる

          今年の1月、関西におけるジョン・レノンゆかりの地を新たに発見した。 それはズバリ「坂本」。そう、あの滋賀の門前町である。 発見の手掛かりとなったのが、月刊ポエムという古雑誌にあった記述。 比叡山延暦寺の門前町として栄えた坂本。過去に一度も訪れたことはなく、湖西線に乗っても大津京駅までしか行ったことがない自分にとっては未知なる世界。 今日、ようやくそこに行くことができたのだった。 でも、実際に来みてわかったのだが、土産店らしいお店は見当たらず、それよりも神社やお寺が随所に見

          【聖地巡礼】坂本と比叡山延暦寺でジョン・レノンに思いを馳せる

          この一ヵ月

          ビー友さんたちの冥土の土産ツアー現在進行形日記を見てたら🇬🇧に再び行きたくなってきた件。 来月もツアーがあれば参加したいけど、どうだろうなぁ… ポールの家に行けばポール本人に会えるかもしれんが、ジョンの家に行ってもジョン本人には一生会えんというこの虚しさ。それでも、わずかでもいいからジョンを感じたいが故にジョンゆかりの地を巡るんやで。そう、これからもずっといつまでも。 まずは軽井沢に行きたいね。アップルパイ食いたいです。 先週はトノバンの映画を観てきた。やっぱすごいわ、この

          この一ヵ月

          映画『ジョン・レノン 失われた週末』を観て思ったこと

           ジョン・レノン失われた週末を観てきたので、その感想を書いてみようと思う。 ※以下、ネタバレが含まれるのでご注意を… ↓↓↓  まずこの映画を観てよかったと思ったのが、いわゆる失われた週末はジョンのもっとも荒れていた時期というイメージがあったが、決してそうでもなかったということ。むしろジョン自身はとても活き活きとしていたのが、上映中に流されるたくさんの写真から見てもそれがよくわかったし、自由があった昔の少年時代を再び謳歌しているようにも見て取れた。メイ・パンも映画の中で

          映画『ジョン・レノン 失われた週末』を観て思ったこと

          ビートルズとの出会い②

           前回ではビートルズに出会ったときのことを述べたが、今回はその後のことを書いてみようと思う(前回の記事は↓)  父親から借りたカセットテープを毎日繰り返し聴いていると、曲はたしかにどれも素晴らしいのだが、ビートルズというバンドは実際どんな人物でどれほど影響を及ぼしたのかがすごく気になるようになった。父親に相談してみると前に録画したビートルズアンソロジーのビデオを押し入れから引っ張り出してきたので、見せてもらうことになった。  初めて見るメンバーの動く姿、白黒だけどスーツ姿で

          ビートルズとの出会い②

          ビートルズとの出会い①

           ビートルズとの出会いは、遡ればもう20年以上前の出来事ではあるが、それと同時に、ファンになったのもそれぐらいの期間ということになる。月日が経つのは本当に早いものだ。  中学二年の冬頃、一つ上の学年である「三年生を送る会」で英語の曲をみんなで合唱することに決まった。寝耳に水だった。これまで洋楽にはまったくといっていいほど触れてきておらず、テレビのCMや番組で英語の曲が流れてきても意識して聴いてはいなかったので、洋楽に対する印象が本当になかったに等しかった。  英語に関して

          ビートルズとの出会い①

          【聖地巡礼】日本におけるジョン・レノンゆかりの地巡り【番外編】

           ゆかりの地巡りのまとめは前回のパート⑥で終えているが、番外編として、日本で撮られたジョンの写真と同じ場所から撮った比較画像を載せてみようと思う。 箱根編はこちらに載せてます↓ 京都編については、私が寄稿した文藝別冊「ジョン・レノンフォーエバー」に紹介してますのでそちらをご覧いただけたら幸いです↓

          【聖地巡礼】日本におけるジョン・レノンゆかりの地巡り【番外編】

          【聖地巡礼】日本におけるジョン・レノンゆかりの地巡り⑥《東京Part3》

           続・ジョンゆかりの地巡り【東京編】ラスト! ◎米本珈琲 ◎羽黒洞 ◎日本料理店「京味」 ◎白山眼鏡・上野本店  ジョンは直接訪れていないが、ミルクボーイというお店で飾られていた白山眼鏡のフレームを気に入り、白山眼鏡のオーナーにフレームを用意させた。ジョンが撃たれたときにかけていた眼鏡はこのときに購入したものだった。このメイフェアと呼ばれるフレームは2020年から完全復刻され、毎年数量限定で発売されている(サムネの画像は自分が購入したものである)。 ということで、 

          【聖地巡礼】日本におけるジョン・レノンゆかりの地巡り⑥《東京Part3》

          【聖地巡礼】日本におけるジョン・レノンゆかりの地巡り⑤《東京Part2》

           続・ジョンゆかりの地【東京編】 ◎喫茶店「カフェーパウリスタ」 ◎洋食屋「黒船亭」 ◎豆腐料理「笹乃雪」 ◎鰻屋「たつみや」 ◎上野動物園 ◎喫茶店「アラビカコーヒー」 ◎喫茶店「クローバー」 パート⑥へ続く↓ パート④はこちら↓

          【聖地巡礼】日本におけるジョン・レノンゆかりの地巡り⑤《東京Part2》

          【聖地巡礼】日本におけるジョン・レノンゆかりの地巡り④《東京Part1》

           ジョン・レノンゆかりの地がもっとも多いのは東京だ。それもそのはず、ビートルズのメンバーとして初めて日本に降り立った地が東京であり、そのあとも来日の際は必ず東京のホテルに宿を取っている。妻ヨーコのゆかりの地もたくさんあるので思い入れもあったことだろう。  ジョン・レノンゆかりの地巡り【東京編】として3回に分けて 過去に自分が巡った順にまとめてみようと思う。 ◎日本武道館 ◎ザ・キャピトルホテル東急 ◎オリエンタルバザー ◎ホテルオークラ ◎ミルクボーイ ◎歌舞伎

          【聖地巡礼】日本におけるジョン・レノンゆかりの地巡り④《東京Part1》

          【聖地巡礼】日本におけるジョン・レノンゆかりの地巡り③《箱根》

           ジョン・レノンは、1978年来日の際は箱根にある富士屋ホテルで宿泊している。このホテルは万平ホテルと同じくクラシックホテルと呼ばれているので、こういう歴史あるホテルに惹かれていたということだろう。宿泊の際は、箱根湯本のあたりも散策していた可能性は高いと思う。  ちょうど私も去年の年末に2度目の箱根を訪れているので、第三弾は箱根にスポットを当ててまとめてみようと思う。 ◎富士屋ホテル ◎桃源台 ◎箱根湯本  ほかにもジョンは同じ系列の富士ビューホテルにも家族で宿泊して

          【聖地巡礼】日本におけるジョン・レノンゆかりの地巡り③《箱根》

          【聖地巡礼】日本におけるジョン・レノンゆかりの地巡り②《湘南、鎌倉、横浜》

           ジョンにとって軽井沢は特別な場所だったのは間違いないが、当時小野家が住んでいた湘南も熱い思いを抱いていたに違いない。  ちょうど先日、神奈川のジョンゆかりの地巡りをしてきたので、今回は湘南、鎌倉、横浜に焦点を当ててみようと思う。 ◎湘南 辻堂駅から南下した場所にかつてあった小野家の住居。現在、屋敷の跡地は住宅街に様変わりしている。私も寄稿したジョン・レノン フォーエバーを片手に、なんとか探し当てることができた!  江ノ島には3年前に訪れているが、海を見ながらジョンとショ

          【聖地巡礼】日本におけるジョン・レノンゆかりの地巡り②《湘南、鎌倉、横浜》

          ジョン・レノン日本での足跡◎1971年編

           ジョン・レノンが日本に訪れたのは、ビートルズ来日公演のときも含めて計5回。そのうちの2回目、つまり1971年1月の来日から今日で53年。ジョン・レノンの日本ゆかりの地について研究している身でもあるので、せっかくなので自分なりに当時の来日時に訪れた場所などを考察してみた。 ※私の寄稿本『ジョン・レノン フォーエバー 魂の叫びと日本の心』と、レコードコレクターズ増刊『Love JOHN LENNON』という本にもこのときの来日について詳細に書かれているのでこちらも参考にさせてい

          ジョン・レノン日本での足跡◎1971年編