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本を100冊読むと決めたので。【1から5】

元々は週に一冊計算で、52冊の予定だったんだけど。
本を読む喜びを久しぶりに思い出して、余裕で50冊は越えそうだったから、思い切って100冊にしてみた。

せっかく読むんだから、ここに記録していく。
ちょこっとずつ。まずは5冊。

1冊目 松浦弥太郎「今日もていねいに。暮らしのなかの工夫と発見ノート」

この本との出会いは、実家の母の本棚。
お正月休みですることのなかったわたしは、1日1冊以上のペースで本を読みながら、実家の緩やかな時間を楽しんでいたところだった。

わたしはこの本で初めて松浦弥太郎さんを知った。2021年の良かった出会い一発目は、この方の存在を知れたことだと思う。

「暮らし」に関心を持つ人の中では、ほとんどの方が知っているんだろうな。暮しの手帖の編集長をされていた方。一旦お名前を目にすると、書店でその名前を見ることの多いこと多いこと。

「ああ、こういう暮らしができたら、こういう心のゆとりが持てたら。」

そんなときめきが胸いっぱいに広がる、暮らしに思いを馳せるための本。幸先のいい出会いから、「暮らし」に向かう思いを強くしていったんだよなあ。

2冊目「アランの幸福論 エッセンシャル版」

2冊目も実家の本棚から。
アランという哲学者の言葉を、分かりやすく見開きのコラムにした「エッセンシャル版」。哲学書なんて堅苦しさはかけらも感じず、エッセイのような軽さで読み進めることができる。

「人間って、100年前から言われてること一緒じゃん!」

哲学者の言葉が、100年の時を超えた私たちにも刺さるのって、そういうことだよね。なんだか面白い。いろいろなことが進歩しつつも、わたしたち自体はうまく進化しきれていない感じ。

・仕事は楽しめ
・悲しみを崇高なものだと思うな
・くよくよするな
・機嫌良く生きろ
・症状から病気をセルフジャッジすな

病気セルフジャッジのくだり、めっちゃ面白かった。わたしたちの時代にも、医者が「症状でググるな」って歌出してるわけだし。

3冊目 安藤 広大「できる課長は「これ」をやらない! 」

こちらは職場の人に勧められて。わたしは平社員ですが...
これを読んで、当時の上司がほとんど内容を実行してて、「やっぱいい人だったか」と思ったのを覚えている。

キャッチーで過激な文言が並んでいるが、添えられる理由は非常に理にかなっているもの。理由や信念があるだけで行動の印象って全然違うなという学びになった。

この見出しの字面だけに習うと、嫌われるし部下の成長機会を奪う上司になるだろうな。

4冊目 山本 直子 「週末は、Niksen。」

ニクセンっていうのは、オランダの文化の一つ。
のんびり、何もしない時間のことを指す。

海外の「のんびり文化」が面白くて大好き。フィーカとか、ヒュッゲとか。今年はそんな本を読んで、のびりしてばっかりいる。


FOMOという言葉を知った。取り残される不安という意味。
「SNSで最新情報追っていたい」「タイムラインを見逃したくない」みたいなこと。

「SNS見て休憩」って本当の休息とは言えない。不安解消のために、脳を刺激し続けているっていう状態。だから、脳みそを活性化させすぎない「何もしない時間」でちゃんと休憩取ろうよ!
って話だった。

座禅組んで瞑想しなくたって大丈夫。散歩とか、お茶飲むとか、そういうのでいいみたい。この気楽でゆるい感じがいい。要はデジタルデトックスなのかも。

自分に落とし込むことは、

・SNSアプリを無意識で開かない工夫
・家事や散歩を楽しむ
・“ながら“でおやつを食べない。おやつに集中する

とかかな。3つ目が難しいのだ...

5冊目 松浦 弥太郎「いつもの毎日。衣食住と仕事」

すっかり大ファンになった松浦弥太郎さん。早速2冊目へ。

今回読んだのは10年くらい前の本。
なので、女性のファッションについてとか、「言ってること古〜〜〜!!」となるところも、所々ある。
でも、人の価値観を覗けるって面白い。

今回は「仕事」についても書いてあるエッセイを選んだ。
持ち物や暮らし方を愛している人って仕事にもスタイルがあって、自分の乗せ方うまいんだろうな〜と思ったから。

仕事の衣服でオンとオフが作れる人、かっこいいよなあ。

次は6から10だよ

そんなこんなで、今年のはじめに読んだ5冊の本の紹介でした。読みたい本や読んだことのある本があると嬉しい。

年の初めは10冊近く本を読んでいたので、まだ1月に読んだ本たち。でも好きで手に取った本って、時間が経っても案外語れるもんだなあ。

既に40冊は読んでいる気がするので、引き続き更新していく。

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