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この選手名鑑が好きだ!

2月末からJリーグが、そして3月末からプロ野球が開幕し、本格的なボールゲームシーズンが始まる。そんな季節に準備することの1つに、「選手名鑑を買う」ことが挙げられる。
僕が買う選手名鑑は数年前から固定されている。下記の2冊だ。

どちらもポケットサイズである。スタジアムにカメラやら応援グッズやら食糧やらをやたらと持って行く身であるが故に、重量は少ないほうが望ましい。

サッカーだと、エルゴラッソのものを使っている。コメント欄に書かれた「小ネタ」の数々は、各クラブの番記者による熱心な取材成果であり、愛情である。あと、J3や各年代代表の試合もしっかり掲載している日程表は、ふらっとサッカーを観に行きたいときにとても重宝している。

野球だと最近は宝島社にしている。各選手の直近5年間の成績が掲載されているのが最大のセールスポイントだ。
これだけだと類似するものもあるのだが、僕が気に入っているのは「選手の動向がきっちり掲載されている」点だ。他者だと入団選手は網羅していても、退団選手はそっけないケースが多い。ただ、宝島社の場合は退団選手の動向も丁寧にまとめられている。しかも、前年シーズン中のトレード・移籍選手の動向も掲載している。なので、「あれ? この選手移籍したんだっけ?」というのもすぐに気がつけるのでありがたい。
そんな移籍動向欄に「打撃投手」や「一般企業就職」という文言を見つけるのは寂しい。でも、彼らの次なる人生が輝かしいものになるよう、ついつい祈りたくなる。

なにはともあれ、選手名鑑は自分がしっくりきたものを選ぶのにこしたことはない。僕も色々な寄り道をしながら、この2冊に辿り着いた感はある。そして、読み込んでいるうちに気がつく「選手個人の情報」を超えた「物語」を、今年も思う存分楽しんでいきたい

どうもです。このサポートの力を僕の馬券術でウン倍にしてやるぜ(してやるとは言っていない)