細い月が笑う夜に久しぶりの再会を

(大失恋の記事と少し関係があるのでリンクさせたいけれどやり方が分からない。スマホで書いているからなかな。分かったら載せます。一つ前の記事です。)

自分は人を好きになることが少ないな、と思う。
もう少し正確に言うならば、恋愛に発展させたいと思うほど人を好きになることが、最近は少なくなってきた。

友達は、昔から少ないが、それなりにいる。
「私の友達にはいい人しかいないな〜。私は人を見る目があるなぁ〜」なんて自惚れの嘆息さえさせてれる素敵な人たちばかりだ。

仕事仲間にも、尊敬や敬愛の感情を抱いている人は少なからずいる。

友達や、仕事仲間として人を好きになることは容易いけれど、恋愛はどうだろう。
元来、私は色んな人を好きになる訳ではないが、好きになるときはほぼ全部一目惚れに近い、一瞬で恋に落ちるタイプである。
そうやって片想いだったり、両想いだったり色んな恋愛をしてきたけど、恋愛寿命は総じて長い。
つまり、ひとりの人を長期間好きでいるタイプである。

これは、両想いであれば、幸せな時間が長く続くというメリットがあり、片想いであれば、甘くも苦しい時間が長く続いて、やめようと思ってもやめられないという諸刃の剣的な性質だ。

さて色々と、冗長に述べてしまった。
が、何が言いたいかと言うと、
「アラサーにもなるとさ、人を好きになるのって難しいよね〜」
っていう話題にかこつけようとしてはみたものの、つまるところ
「夏に失恋した人を忘れられなくて引き摺っているよ、今でも好きだし仲良しだし、どうしたらいいの、私はおばあちゃんになるまでこの人のこと好きでいなきゃいけないの、それはすごく幸せで、すごくつらいじゃないの!」と焦っているという話。

私が持て余している、そしてしばらく持て余すであろう、愛おしいけれど手のかかる感情。

このことを文字にしようと思ったのは、仕事仲間に「繊月さんはブログに向いてそうですね」と言われたから。
私が一応、放置しているけれどこのブログを持っていることを彼は知らないけれど、放置していたこのブログを久しぶりに開いてみようというモチベーションになったので、ありがたいなと思っている。

綺麗な細い月が空に浮かんでいたのは素敵な偶然でしょうか。

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