本気を出せば俺だって!!〜若さとチャンスを浪費して死ぬ〜
将来を夢見る時ありますよね。
僕は、自分がタレント業をしているときを想像したり、自分のラジオ番組を持つことをよく妄想します。
なりたい自分、キラキラした未来って想像してて楽しいです。
ただその反面、すぐに
「でも難しいよ」とか
「きっと楽しいことだけじゃなくて辛いこともいっぱいあるよ」
こんな声が聞こえてくるのです。
そして僕は、「なら、今のままでいいよね。」
こういって行動しません。これを何回も繰り返してきました。
僕は、行動しない天才です。
この思考に流されては昨日までと変わらない一日を過ごすことを繰り返してきてしまったので、
よく使う言い訳ベスト2の
「でも難しいよ」
「きっと楽しいことだけじゃなくて辛いこともいっぱいあるよ」
を論破してやろうと思います。
一つ目 「でも難しいよ」
当たり前です。現状から大きく変化するのに何のリスクも労力もなしなんて、そんなのありえないです。
どうやら、僕はこの世界のルールと自分について、根本的に認識が間違っています。
この世のどんな天才も、偉業と呼ばれるようなものを成し遂げるには時間と労力を費やしています。
その時間が短かったり、凄まじい集中力で唯一無二のアイデアを生み出すから天才なのですが、
凡人・天才に限らず、どの人間も、
ちょっとした作業や1から100までよく知るものごとならまだしも、
人生を変えるような、生活が変わるような何かを成し遂げたいのなら、短い時間でスマートに終わらせるなんて甘い考えは捨てなさい。
あの人はできているから、自分にもできるはず。努力するなんて馬鹿らしい。簡単に結果を出す。そう思いたい気持ちはわかりますが、
それは登るべき階段の模様から段数まではっきりと見えていて、そのための準備を万全に整えてきた人に当てはまることです。
階段があるかどうかもわからない空をひたすらにジタバタしても、あなたは一段も登れていませんよ。
そんな中で、「一段も登れなかった」「自分には向いてない」
なんてアホらしいにも程があります。
自分には才能があると、そう思いたい気持ちはわかりますが、自分に才能があったかどうかは、行動しまくって結果が出た後にわかることです。
僕には才能があるので、労力なしで結果が出せます!なんて、ファストパスみたいなことがあるわけないでしょう。
この世にどれだけ夢に到達する方法があるのか、自分には何が足りないのか、調べ尽くしてやっと初めてスタートラインです。
それが、新しい何かを得るということです。
簡単に手に入るものなら、そもそも憧れないのです。
二つ目「きっと楽しいことだけじゃなくて辛いこともいっぱいあるよ」
それは一つ目でも言った通り当たり前のことなのですが、僕が根本的に勘違いしていることがあります。
僕は、夢を叶えても今では想像もつかないような大変さやしがらみがついて回るだろう、
だから、「現状から動かない方が賢い選択だ」とそう思っています。
これは大間違いです。
確かに、できることが増えるにつれて責任やできないことも「今よりは」増えるでしょう。
しかし、「今よりもできることが増え、幸せになる可能性」これを考慮していない。
そして可能性の話をするのであれば、「現状から動かないこと」と「行動してできることを増やすこと」のどちらがより幸せになれる可能性があるか一目瞭然でしょう。
現状から動かない選択は、援軍のこない籠城のようなものです。若さとチャンスを捨てながら、時間とお金を消費するだけの日々。
死を待つだけの人間です。
夢と希望を心に抱くのに、その実、夢も希望もないのです。なんと愚かで悲しい生き物でしょうか。
対して、城の外に出て行動することはどうでしょうか?
はじめはうまくいかないことだらけでしょう。失敗して、笑われて恥をかいて、ボロボロになる日が続くかもしれません。
持ってきた道具は壊れ、なけなしのお金も失い、求めていた結果は得られないかもしれません。
しかし何か一つダメだったとしても、「次は同じことをしなければいい」その教訓が得られたのです。
自ら動き出したことで、夢に向かうための正しい道の選び方を一つだけ手に入れることができました。
小さな一歩だと思うでしょうか。周りからすれば、何をしているのかと一笑に付されるでしょうか。いいんです。構わないです。
あの居心地がよく安全で住み慣れた城の門をまたいだあの一歩は、あなたにとって大きな一歩だ。他の誰にも味わえない、唯一無二の経験です。
そしてボロボロの体は、汚れた服は、あなたが戦った勇気の証です。
誰にもわからないでしょう。そういうものです。
何もかも失っても、それでもなんでもできそうな気がしていませんか?
あなたはまだ目標の一万分の一にもたどり着いていないかもしれない。
それでもあなたは大きく変わった。自分を誇っていい。この先に望む未来がやって来るでしょう。
〜一方その頃〜
城にいる僕は、自分にはまだチャンスがあると思っています。自分にはやる気があると、出来るようになる瞬間がいつかやってくると思っている。
自分のペースで研究を繰り返せばいつか成功する!とそんな日を夢見て、昨日と変わらない一日を過ごしています。
城にある鏡は全て割ってしまったようです。なぜかって?現実を認められないのでしょう。
さて、これらをふまえてどうでしょう。どちら側につきたいですか?今のあなたはどちら側ですか?
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