珈琲を楽しむマンガ 『珈琲いかがでしょう』
マンガを探していたというよりも、気軽に、でもハウツーみたいのが軽く入っているといいなと思いながら、kindleで珈琲に関する本とか雑誌とか漫画とか検索していて、偶然見つけた漫画。（読んだの３年半前くらいらしいです。そんな前なのか）
いまはどちらかというと、『凪のお暇』で有名な、コナリミサトさんの漫画です。
『凪のお暇』も『珈琲いかがですか』も、精神的に何かと背負っているタイプの登場人物が出てくる、という共通点。その割に、さして内容が暗くないんですよね。絵の雰囲気や色使いがそうなのか、わからないですが、ひとまず、柔らかいやさしい雰囲気。
ひとまず、『珈琲いかがでしょう』のほうの話を。
簡単に言うと、なんか訳アリの珈琲の移動販売の男の人が、あちこちいって、いろんな訳ありの人に珈琲いれていく、ついでになにかお世話焼いていく、というようなストーリー。
とにかくこの主人公、青山、とっつきやすそうなでもなんかひょうひょうとしすぎて過去にいかにもなんかあっただろ、と思うような。重いものを背負ったうえで、生きていくためにわざと軽くしないとバランスが取れなくなっている感じ、というか。そんなキャラクター。
出会ったそれぞれの人が抱えているものを描いていくタイプの話だと、その中にひとつくらい、自分にとってのハズレ回、があるのが定番だと思う。それぞれの読者がいいなと思うポイントって違って当たり前だと思うし、それはないだろと思ってしまったりすることもあるし。
でもこれ、全部アタリ回。私にとっては。とにかくアタリしか出ない。ひとつひとつ、それぞれ興味深いなって思うんです。暗い話が基調となっているので、面白共感できる部分と、そういう見方もあるのかという部分とが割合を変えながら毎回読んだ後の感想になるというか。
自分が根暗だからこの漫画が面白いと思うのかな。それは、否定できない。
でも、根暗な人も、根暗でない人も、正直、おすすめです。暗い部分なんて誰しも持っているものだと思うから。
kindle unlimitedだと１巻が無料で読めますよ。今のこの時期はkindle便利ですよね。
私はkindle unlimitedとamazon primeで幸せです。
私と夫と二人とも楽しんでいるため、相手がどんなのを観てどんなのを読んでいるかまで分かるんですが、いつも、夫には申し訳ないなと思っています。何故かというと、しばらく夫がkindle使わないでいると、私がそれをBLで埋め尽くしてしまうから……。BL以外も読んでますよ、これBLじゃないしね。いや見方によっては……いえ、やめておきます。
おすすめです！
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