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#161 言葉を鍛える

笑いヨガリーダー養成講座での出来事。

そこで「高田先生みたいに、上手に言葉が出てこない」と言われたのです。
私は頭の回転が速いほうでもないし言葉がさっと出て来るタイプでもないのですが、考えてみると思い当たることがありました。

もし私が短時間で適切な言葉を出しているとしたら、
昔、私の笑いの師匠たちをアメリカから招いてワークショップをしていた際に自分が通訳をしていた経験が役に立っているのかも知れません。

言っていることをそのまま伝えるのではないのです。
師匠が言いたいことを、目の前の人が混乱せずに伝わる日本語を選び、訳して伝える必要がありました。

通訳は長く説明したらダメです。
だけど英語を日本語にするだけでは、身体を動かすワークショップでは伝わらないことがあるのです。

だから通訳の際は、いつも言葉に気を使っていました。

そこで、ふと思ったのです。

通訳をしようがしまいが、日常生活で言葉は鍛えられるのではないでしょうか。


日常生活の中や仕事で使う言葉に少し注意を払い、少ない言葉で伝える練習ができるのではないか?

それを意識するだけでコミュニケーションの質が変わるのではないか?

短い言葉で対話の間を味わうことができるのではないか?


いろいろな想いが駆け巡りました。

人に伝える言葉の選び方、ちょっと意識してみませんか?

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まぐまぐ「心と身体に効く笑いヨガの力」
Vol.514 “言葉の選び方” (2019.6.25)

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高田佳子の朝の笑トレ
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毎朝笑うことで、表情筋も鍛えられます