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何かをはじめるのに遅すぎるということはない、はずだ

ぼくは今国立薬学部の4年生として研究室に毎日通う毎日を過ごしている・大学では、生物や有機化学、より深い薬学の勉強をこれまでしてきて、今はひたすら手を動かして実験をする毎日だ。

でも、ある時自分の将来について考えたときに
「あぁ、研究者にはなりたくないなぁ」
って思ったんだ

これはぽろっと心から零れ落ちた気持ちで、だからこそ自分の本心なんだと思う。じゃあ何になりたいのかな、自分は何ができるのかな、と考えたときに思い出したのは大学祭で実行委員長をしたことだった。

ぼくはこれまでの人生で、「リーダーとしての自分」をアイデンティティにしてきた。学級委員やHR委員にはじまり、文化祭、大学祭、同窓会の運営など、自分の計画やリーダシップで周りのヒトやモノを動かして大きな目標を叶えることが大好きだった

大学祭


だからこれからの人生でもそういうことを仕事にしたい。
したら薬学系に技術職で就職するのはちょっと違うな。
よし、したら文系の職種も含めて広く考えてみよう




…あれ?


薬学学生じゃない自分にどんな価値があるの?


…なんもなくね?


実は、大学に入ってから授業や実習、研究室に追われて長期インターンや学生団体などの大学外の活動に全然手を出していないのです。というかできるカリキュラムじゃなかった(同級生の誰もやっていないからそういう環境だともいう)
環境のせいにするのはただの言い訳だとはわかっていますが…

薬学就職をしないのなら、ライバルになるのは
「長期インターンでこんな実績があります!」
とか
「ビジネスコンテストで優勝しました!」
みたいなことを言える人たち、つまり社会的な実績がある人たち

もちろんすべての人がこんなに活動的じゃないだろうけど、noteや就活体験記を見ているとこういう人たちばかりが目についちゃいます笑

対してぼくは
「リーダーとしてたくさんの場数を踏んできました!」と、口だけは達者だけど示せる実績がない大学生


同年代はたくさんの実績を引っ提げて社会に羽ばたいていく代なのに。この差にひどく打ちのめされています

学部のほとんどの人が大学院に進むから、ぼくも自然とそうするものだと思ってこれまで過ごしてきて、自分の将来について真剣に考えてこなかったつけが回ってきているなあ…

あと1年早く気づけていたら、学部卒就活に向けて頑張れたのに
あと4年早く気づけていたら、より自分の将来を描ける学部に進学できたのに

こういうタラレバばかり頭をよぎります

偏差値とか、理系は就職に強いからとか、表面的で薄っぺらい価値に踊らされて自分がどうなりたいのかを考えてこなかったことを本当に後悔しています


でもきっと、今からでも遅くはないはず!



羽ばたこう!の渡り鳥


何かをはじめるのに、遅すぎるということはない

カーネル・サンダース


残りの大学生活どう過ごしていくか見つめなおして、本当にやりたいことのために生きていきます

そんな決意をこのnoteに。


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