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アメリカのイラン空爆は来週か?

■攻撃を示唆する動き
 アメリカとサウジアラビアで動きが出た。アメリカはサウジアラビアタンカーへの攻撃がイランだと断定。この証拠を来週国連で公開すると公言した。サウジアラビアはイランの脅威を公言し、イラン攻撃の意志を示唆した。

イラン、原油価格引き上げ目的でタンカー攻撃=米国務長官
https://jp.reuters.com/article/usa-iran-pompeo-idJPKCN1T103M

イラン抑止には断固たる態度必要、アラブ緊急会議でサウジ国王指摘
https://jp.reuters.com/article/salman-iran-idJPKCN1T106S

■証拠が有るなら
 イランがタンカーを攻撃した証拠が有るなら公開すれば良い。証拠ならば直ぐに公開できる。それでもアメリカは公開日を遅らせ、しかも国連で公開する。これは明らかな時間稼ぎ。イランに向かう空母打撃群が到着するまでの時間稼ぎだろう。

■攻撃の大義名分
 証拠ならば直ぐに公開すれば良いだけのこと。それを国連で公開するのは、明らかにイランを攻撃する意味だ。国連の場を用いて宣戦布告とし、イランを攻撃するための形式と大義名分にする。

 証拠からイランを攻撃するよりも、形式を用いて攻撃する方が印象は良い。しかも国連は第二次世界大戦の戦勝国のための組織。国連は第二次世界大戦の戦勝国の平和を維持するための組織。

 だからアメリカは国連で証拠を公開する。イランは平和を否定する悪の国として決定し、正義を武器にイランを攻撃する。

■攻撃は来週
 イラン空爆は国連で証拠を出す来週以後だ。国連で証拠を出したら攻撃開始は秒読み段階。株価・為替相場・仮想通貨などは激変するだろう。物流も変化する。日本の政治家は正しい認識で対応できるか?

■日本の場合
 イランは海上交通路付近に位置する国。だから物流が打撃を受ける可能性が高い。原油価格は高騰するから、安定化するまで多くの商品が値上がりすることを想定すべきだろう。だが状況次第では、日本の生産業は活気に溢れるかも。

 イランで地上戦が発生した場合、戦闘になれば食料・医薬品・武器・弾薬を大量に消費する。そうなれば日本でも関連物資の生産を行うことになる。直接生産しなくても、間接的に生産するからだ。

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