21世紀の社会主義はベネズエラを破壊した

■ベネズエラの末路
21世紀の社会主義を採用したベネズエラ経済はハイパーインフレ。国民は貧しくなり国外逃亡が増加。これがアメリカへの大移動に繋がっている。貧しさを無くすはずの社会主義が逆に貧しさを増加させている。

■国境封鎖
ベネズエラの大統領は親米派と反米派に別れて対立。親米派大統領は外国に国民向けの食糧・医薬品などの人道支援を求めた。すると反米派大統領は国境封鎖で対抗。最初は隣国コロンビアの国境封鎖だったが、次は海上封鎖とブラジル国境も封鎖した。

■国民を逃さないため?
国境封鎖はアメリカ主導の人道支援阻止が目的。そうなれば国民は飢えと病気で苦しむ。それでも反米派大統領はベネズエラ国境を封鎖。これは人道支援阻止だけではなく、自国民が国外逃亡しないことが目的なのでは?

何故なら国民が減れば食糧生産・工場生産・輸送が減少する。つまり口減らし目的で国民を国外に出し、食糧生産に適した人口になったら国外逃亡を阻止。

以前のベネズエラはアメリカへの移民を黙認。だが国民が大量に出たら今度は国境封鎖。意図的に人口調整をしている可能性が有る。

■傲慢で凶暴
社会主義・共産主義を採用する人は傲慢で凶暴の印象が有る。何故なら社会主義・共産主義を採用した国は多くが独裁国になっている。社会主義・共産主義は理屈であり理想。現実は経験則であり理想には合わせない。

だが理想を正義と見なすと現実が間違っていると認識。そして現実を理想に合わせようとするが現実は理想に合わせない。現実を無視して理想を押し通すから社会主義・共産主義に心酔すると攻撃的になる。

■現実無視の経済政策
21世紀の社会主義も現実を無視している。現実は品質を求める消費者。そして需要と供給のバランス。だが生産者の理想を押し通したことで品質や生産が悪化。これで現実に対応できずベネズエラ経済は破綻。

■ベネズエラの今後
ベネズエラは親米派と反米派で対立。最悪の場合は内戦になる。初期は中国とロシアは反米派大統領を支持していた。だが人道支援を拒否し国境封鎖したことで支持は消極的になった。

アメリカはベネズエラに軍事介入しやすくなったから、国際社会は軍事介入を肯定するだろう。何故なら反米派大統領が人道支援を拒否し、自国民を苦しめているからだ。

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