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移民を武器に国盗り

■日本の移民に対する認識
 移民の全体像を見ると、日本では植民地と移民の区分が曖昧だと感じます。移民受け入れは良いとしても、日本の伝統・文化・風習・言語を受け入れることが条件。そして次の世代に日本の伝統・文化・風習・言語を渡すことが条件です。

■植民地の全体像
 移民は植民地用として使われるか、もしくは受入国の人間になる存在。本質的に受入国の人間になるかどうかで区別できます。

植民地(Colony)
 移民地:原則的に移民自治(現地政権・原住民無視)。
 資源収奪・製品市場:限定主権の原住民政権存続(保護国化)。
 戦略的基地の獲得:総督府による直接統治。

移民の区分
 受け入れ国の人間になる移民:原則的に現地政権に従う
 植民地としての移民    :原則的に移民自治(現地政権・原住民無視)

■移民で国盗り・ロシア
 ソ連時代からロシア人を隣国ウクライナとジョージアに送り出した。それはロシアになっても変わらない。ロシア系移民が現地民よりも多くなると、ロシア系移民は自治権を求めて住民投票を求めた。

 住民投票を行えば多数派が勝つことになる。ロシア系移民が多数派ならば、選挙を悪用した国盗りが可能。ロシア系移民は自治権を獲得すると、祖国ロシアに帰属を求めた。ロシアは自国民保護を名目にジョージアへ侵攻。

 移民を用いた国盗りをロシアは行っている。ウクライナ内戦も、中身はロシア系移民が起こした戦争だ。だから政治を争うのではなく、国を奪う行為が行われている。

■移民で国盗り・トルコ
 トルコも移民をシリア国境に送り込み、トルコ系移民を用いてアサド政権と対立させています。トルコ系移民だから国籍としてはシリア国籍です。だからシリアだけではなく、外国でも反体制派として扱われます。

 トルコは移民をシリアで反体制派に仕立てると、アサド政権打倒を名目に戦わせました。大義名分は独裁政権打倒だから、外国への印象も良い。トルコ系移民はトルコ・シリア国境に土地を獲得。トルコはシリア領の国盗りができたのです。

■移民で国盗り・中国
 中国はチベット・ウイグルを併合。その後中国系移民をチベット・ウイグルに送り込み、現地民よりも人口を増やすことをしています。同時に現地の伝統を破壊し、代わりに中国の文化を押し付けています。

 チベット・ウイグルでは民族が使う言語を禁止され、民族が使う宗教も否定されています。代わりに中国文化に置き換えられ、チベット・ウイグルの民族抹殺が進行しています。

■帰化基準の厳格化
 日本に帰化することは良いのです。ですが受入国である日本の伝統を否定し、祖国の伝統を優先する移民は拒否すべき。何故なら移民が多数派になると、選挙を悪用して国盗りを行うから。
 
 国盗りをする移民は平等と差別を武器にします。これでジョージア・シリアは国盗りの被害にあっています。だから国際社会だからといって無差別な受け入れは危険。差別ではなく区別なのです。

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