日米の違い
■アメリカの動き
アメリカは米中貿易戦争で中国と対立している。このため対立する中国の弱点を突くことは基本。そこでアメリカは人権問題を武器にした。アメリカは天安門事件を人権弾圧だと激しく批判。さらにチベット・ウイグルも人権問題として批判している。
天安門事件 米長官「異論認めず人権侵害」
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/天安門事件-米長官「異論認めず人権侵害」/ar-AAClgnc#page=2
ウイグル人活動家の母親を「人質」に取る、中国の卑劣な懐柔作戦
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190604-00010002-newsweek-int
ウイグル人は強制収容所に入れられ働かされている。ウイグル人はこの事実を世界の訴え助けを求めた。今動いているのはアメリカ。だが日本は明確な発言をしていない。
■日本の動き
日本も天安門事件を批判したが、アメリカと比べれば飾り。それよりも、日本では戦争発言をした丸山穂高議員への糾弾が最優先。
丸山氏への糾弾決議案 共同提出で与野党一致
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/丸山氏への糾弾決議案-共同提出で与野党一致/ar-AAClsLl
戦争は政治の延長であり戦争も政治の手段の一つ。外交交渉で解決できないならば最終的には戦争で解決する。これが国際社会。外交交渉で北方領土を奪還することは理想。だが現実は、国際社会は既成事実の積み重ね。
国際社会では実効支配している国の領土になる。たとえ法的な証拠が有ったとしても、実効支配している既成事実が領土の証。これが国際社会。
丸山穂高議員の戦争発言と国際社会の現実
https://vpoint.jp/politics/136951.html
日本人の多くは外交交渉で北方領土を奪還できると思いこんでいる。法的な証拠が有れば奪還できると考えている。これは大間違い。
実効支配している年数が長くなれば、それだけ既成事実が積み上がる。実効支配している年数が長くなれば、国際社会では自動的にロシア領になる。これが国際社会の現実。だから外交交渉するのは良いことだが、交渉には「いつまで」と言う期限が必要。
このままロシアと交渉継続することは、自動的に北方領土はロシア領になる。これが国際社会の現実。これを無視して話し合いで解決するなど脳内お花畑。話し合いを続けることだけで、ロシアは自動的に北方領土を獲得できる。だからロシアは話し合いを求めるのだ。
■日本は人権に無関心
日本は中国の人権弾圧に無関心。さらに国際社会の現実を用いた戦争発言を弾圧。戦争発言を悪とみなし、与党と野党で丸山穂高議員の人権無視に勤しんでいる。中国はチベット・ウイグルで人権無視。中国と国連は人権無視団体だが、日本の政治家も人権無視団体の仲間と言える。
丸山穂高議員を批判する前に国際社会の現実を知るべきだ。知らなければ竹島は韓国領になり、北方領土はロシア領になる。これが国際社会の現実だ。
丸山穂高議員の戦争発言と国際社会の現実
https://vpoint.jp/politics/136951.html
■チベット・ウイグルの人権問題
チベット・ウイグルの人権問題でも日米には違いが有る。アメリカは明確に中国の人権問題を批判。だが日本の政治家・メディアは沈黙。日本でウイグル問題を扱うメディアは一部。しかも日本では知られていない組織だけという現実。
日本の政治家は与党も野党も人権弾圧を黙認している様なもの。中国を批判できないから丸山穂高議員を叩いて政治家としての立場を保つことをしている。卑怯だ。
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