自己紹介。福祉のこと。

介護の仕事を始めて1年と半年程が経ちました。それしか経っていないことに驚きます。今までの生活では知り得なかったことに毎日触れていて、毎日毎日新鮮な体験をしています。

最低限の業務をこなすだけの1年目が終わり、2年目として働いている中で、少しずつ職場にも慣れてきています。物の場所を覚えてきていたり、職員同士のコミュニケーションに慣れてきていたり。ほんのちょっと去年の自分よりは余裕が出てきていて、その分ケアについて考えたいことがどんどん浮かんできていて。職場ではない場所で、福祉と触れ合う場所が欲しいと思ってnoteに登録してみました。

なにかのコミュニティに参加することも考えたけど、あまり一度にたくさんの人と接すると疲弊してしまうことがあるので自信がなくて。そういう場で自己表出するのもあんまり得意ではなくて。noteを続けてみて、その中でイベントとか、コミュニティとかに興味を持てたら良いなぁなんて期待しています。

ここには普段のケアについて自分が感じたことを書いていきたいと思っています。他の人の意見とか、福祉観にも触れて行けたら良いな。そうやって、少しずつで良いから自分の福祉観みたいなものを掴んでいきたいです。


メモ書き程度に自己紹介を書いておきます。

新卒社会人2年目で、特別養護老人ホームとショートステイで働いています。配属はショートですが、時々特養の勤務も入れていただいています。今年社会福祉士に合格しました。ギリギリでしたが……。大学生の時は主に心理学を学んでいました。心理学科で心理を学びつつ、社福コースも受けるみたいな感じでした。心理学と言ってもひたすら自己分析という感じでしたが、社会人になってから自己分析の大切さをひしひしと感じているので、同時に学べて良かったなと思います。

好きなことは音楽と古着、映画、絵、などなど。好きなことはたくさんあります。職場に制服が無いのを良いことに、毎日好きな服着て好きな髪形して出勤しています。本当に自由にさせてもらっています。笑

どうして福祉の仕事を選んだのか。就活の時は「心理学を学ぶ中で福祉とも出会い、心理学は結局本人が変わっていかないといけないけど、福祉は周りの環境を整えることができる。その方が自分にもできることは多いのではないかと思ったから。」とかなんとか言った気がします。嘘ではないのですが、もう少し言いたいことがあるのです。

心理学を勉強した時に、自分自身がこんなに揺らいでいるのに、誰かの心のケアをするのは無理だなって思っちゃったんです。私はしっかり反抗期があったり、モラトリアムに悩んだり、なかなか自分を俯瞰できなくて、心理で仕事をするビジョンが見えなかった。福祉をやろうと思ったときに、じゃあ何をやろう?病院?社協?と考えたときに、介護ってすべてに通じる根本なんじゃないかと思って介護を選びました。誰もがいつか必要になることで、誰かが担い続けなければならないことで。それって自己肯定感が低い自分には結構なモチベーションだなと思ったんです。こんな私でも存在価値が生まれるのではないか、生きていることに誇りを持てるのではないか。そういう期待を持ってこの世界に入りました。「人が好きなんだね」「明るいもんね」「楽しんでいるよね」とよく言われますが、ちょっと違う。私は明るくもないし、人との関わりが楽しくてしょうがない訳ではないし、仕事は普通にしんどいことが多くて楽しくはないし。面白い、すごく面白いんです。なんかその辺、最近自分で分かってきたなーと思ってます。辛いもんは辛い。

でも確実に面白がっているので、頑張れます。

明るくて挨拶ができて、いつも笑顔でいる人なんて好かれるのは当たり前で、その方が良いのは当たり前。だからそうやって振舞うし、そうすることで自分を少しずつ認められる。社会人になってからの方が、そういう評価を素直にしてくれるので、がんじがらめのモラトリアムより生きやすいなあと思っています。多分私は、福祉とかケアとかいうものを考えることで、自分が生きるということも考えているんだろうなあと思っています。だから面白いのかな。

あんまり長文にすると続かなくなりそうだから、この辺にしておきます。

私なりの福祉ってなんだろう。

私には何ができるんだろう。

介護士3年目に向けて、ゆるく、着実に、考えていきたいです。


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