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夢の話をするのは嫌いだけど、今日見た『うつを象徴させる夢』を語る

タイトルの通り、見た夢の話をするのは嫌いだ。「だから何?」となるのが見えているからだ。しかし、今日の夢はあまりにも酷で、起きたあとに「今日は何もできないな」と思わせられる夢だった。唯一、この文章を書くことが今日できることだろう。

とはいえ、やっぱり夢を一から十まで語ることは好きではない。幸いにも、起こったことはループしているので、要約して語りたい。

1. 家族(父(今は亡くなっている)、母、妹)、親族(祖父、祖母、叔父、叔母)と一緒に祖父の家に向かっている
2. 何かが起こる(親族が持っていたキャリーバッグが強風で勝手に動いてしまい、遠くで走行中の自転車にぶつかってしまう、など)
3. 自分が家族、親族から批難される
4. 自分がブチギレて暴言を吐き「一緒に行かない」と言い出す
5. なんだかんだで一緒に行くことになるが、車中の空気は当然悪く小言で批難される
6. 2.に戻る

これがひたすらループされる夢だ。何かが起こったときに自分は何もしなかったり、自分としては良かれと思って何かしら行動する場合もある。しかし、結果的に批難されブチ切れる。現実では、家族や親族との関係はとても良好だし、自分もなにかあってもキレたり暴言を吐くような性格はしていない。しかし、夢の中では現実とは程遠いことになっている。

夢は「脳内を整理するためのもの」であったり「今までの断片的な記憶が集まって作られるもの」というのが自分の解釈だ。しかし、今日見た夢は何もかもが当てはまらない。

脳科学等の知識のない自分が分析することは憚られるが、なぜこのような夢をみたのかと考えると、「鬱状態の脳がこの夢を見せたのかな」と考えている。うつ状態の自分は「非難される存在」であり、そのことをより強調させることとして「ブチギレ、暴言を吐く自分」を登場させている。そのことで一層「批難される状況」を作り出している。要するに、自分の存在を否定させたがっている

実際、起きた瞬間は自分のことが嫌で嫌でしょうがなかった。夢のことだ、と考えてもだめなくらいだった。本当に、怖かった。嫌だった。

うつと戦うためには、脳に抗うことが必要なのかもしれない。

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