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【SFアイデアノート】ウイスキー・タイムマシン・宇宙

発想の種


僕の友人でありウイスキー同好会の会長でもあるH氏と一度こういう会話をしました。

「ビッグバンにできたウイスキーは宇宙の味を染み込ませた熟成年数137億年やなぁ〜 飲みたいなぁ」

「そうなるとタイムマシンやなぁ〜」

ここから着想を。もっとタイムトラベル系のSF小説小説読んでおけば良かったと後悔しております。

あらすじ

以下あらすじを。
『千年ウイスキー』

ある日友人から最高のウイスキーができたと連絡がありそれが送られてくる。それが入ったボトルはそれに入れておくだけで熟成できる仕様になっている。後日、棚で24本のウイスキーボトルを見つける。それは送られてきたウイスキーと同じボトルだった。
(中略)
その後主人公はタイムマシンを発見or開発して、そのウイスキーボトルのみを過去未来に送ることに成功する。そして40年後、主人公は1+24本のウイスキーのうち一番古いのを残し、他24本を過去の自分の自宅の棚に送る。そして一番古いウイスキーは、、、40×25=1000年もの時を経た千年ウイスキーとなっていた。
半分を友人の元に、半分を自分が飲みそして死に至る。

大事なSF的要素としては
①樽から移しても熟成が続けられるボトルの存在(樽の中の小宇宙の解明・再現)
②タイムマシンによる輸送。25本のウイスキーが全て同一というギミック。過去も未来も改変しない(タイムマシンのルールを守る。)。

です。なかなか面白いと思うのですがいかがでしょうか。

タイムマシンでビックバンが起きた頃にウイスキーを輸送することで137億年熟成が達成される

という話でもあり。

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