【2024年】 東京都知事選に年寄り多くない?
東京都知事選挙は、街の未来を左右する大事なイベントです。
この選挙で選ばれる候補者が、都市の発展方向や住民の生活に直接影響を与えます。
候補者たちは多様な政策を提案し、都民の支持を得るために争います。
地域の課題解決や都市インフラの整備、環境保護、文化の振興など、多岐にわたる課題にどの候補者が果敢に挑むのか。
この選挙が、私たちの暮らしや未来にどんな影響を与えるのか、その鍵を握るのはあなたの一票です。
2024年の東京都知事選では7月7日の投開票日に向け、56人が立候補しました。
東京都知事選挙に立候補したの56名を届け出順に載せます。
過去3回の都知事選のデータと合わせて、候補者数、平均年齢、50歳以上の候補者の人数と割合、投票率を計算しました。
意外と平均年齢のデータってネット上にないんですよね。
2014年 候補者数: 16名 平均年齢: 67歳 50歳以上: 15名 (94%) 投票率: 46%
2016年 候補者数: 21名 平均年齢: 55歳 50歳以上: 14名 (67%) 投票率: 60%
2020年 候補者数: 22名 平均年齢: 50歳 50歳以上: 9名 (41%) 投票率: 55%
2024年 候補者数: 56名 平均年齢: 53歳 50歳以上: 29名 (52%) 投票率: ?
※ 2024年の投票率は61%でした。
まず、一番特徴的なのが候補者数です。これまでの候補者の最高が2020年の22名だったにも関わらず、今回2倍以上の56名が届け出を出しています。
続いて平均年齢は、2014年の候補者1名を除いて全員50歳以上で平均年齢67歳という特異な例を除いて、近年の平均は50~55歳であることが分かります。
東京都人口の平均年齢は『45.73 歳』ですので、今年は約7歳くらい高いという報道を見かけました。ただし、候補者は30歳以上である必要があるので、全年齢の平均と比べるのはナンセンスかもしれません。
今年は50歳以上の方が半分もいます。60代、70代の候補者も割といるんですよね。このような傾向を見てると、若い市民のための政治というのはとても難しいように感じます。
また、近年の投票率は46~60%程度でした。
ここで、東京都の年齢別人口のピラミッドはこんな感じです。
ご存知の通り、年寄りが多く、若者が少ないのが特徴です。
令和6年1月1日の東京都の平均年齢は『45.73 歳』です。
もっとも多いのは男女ともに50~54歳になります。
このもっとも多い50~54歳というのは、都知事選の候補者のここ3回の平均年齢と一致しています。
都内でもっとも多い年齢層なわけだから、候補者もこの辺の年齢が多いのはしょうがないのですかね。
日本では立候補できる年齢が衆議院・地方議員は25歳、参議院・都道府県知事は30歳なわけですが、ニュージランドではなんと18歳から立候補することができます。実際に地方議会で18歳で当選し、現在二期目の議員さんがいるくらいです (参照)。
年寄りが都知事になることの問題点は、いくつかの側面から見ることができます。
まず第一に、高齢者の経験や知識は貴重ですが、現代の都市運営に必要なテクノロジーや若年層のニーズに対する理解が不足している場合があります。
これが、若者や新しい技術への対応が遅れたり、都市の発展にブレーキをかける要因になり得ます。
第二に、高齢者の健康状態が不安定である場合、長期的な都政の安定性に影響を与えることがあります。
また、高齢者の意思決定能力や情報へのアクセスが制限されることも、政策立案や市民への適切な対応に支障をきたす可能性があります。
最後に、高齢者の都知事が現れた場合、若年層の政治参加や新しいアイデアの導入を促進する機会を逸することがあります。
このように、都知事に高齢者がなることは、都市のダイナミズムと発展性に影響を及ぼす可能性があるため、バランスの取れた政治リーダーシップが求められます。
もちろん政治では年齢がすべてではないのですが、高齢な候補者が多いのは今後の未来を憂いている若者としてはさみしく感じるところがあります。
多様な年齢層が政治に参加することで、よりバランスの取れた行政が期待されます。
今回の都知事選では30代の若い候補者が8名いますので、今後若手がどんどん増えていくといいですね。
【他にもこんな記事書いてます】
【自己紹介】
【初心者1人でも挑戦できる出会いの場とその攻略法】
【withの利用者アンケート結果から最適な戦略を考える】
【マッチングアプリ体験談】のマガジン
興味を持っていただけましたら、ぜひサポートをお願いします! 今後も面白い記事を書けるように頑張ります✨