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赤と青のサイン。

僕が彼女に会いにとある地方へ行ったときのこと。

東京にこんな信号機あったかな?と思い、写真を撮った。(サムネイル)歩行者用の信号が横向きに連なっているではないか。東京では縦向きの物ばかりを見てきたけれど、なぜ横向きなんだろう。

調べてみると、降積雪量の多い都道府県では、街の至る所にアーケードが設置されているらしく、一定の高さに信号機を設置することや、歩行者から信号機を見やすくするために横向きなっているらしい。(他にも理由あり)

理由はともかく、僕には新鮮な発見だった。

撮った写真を現像して、データに起こしてからしばらく経ったけれど、改めて眺めていると「なんで赤と青なんだろう」なんて思うようになった。なぜ青で進んで、赤で止まるのか。

赤で止まるのは安全のため、身を守るためなのはわかる。青は進む。「進んでもいいよ」なのか「進め」なのか。

僕は何故だか人生と重ねて考えてしまった。

基本的に人生は青信号だと思っている。自分のしたいことをしたいようにしたり、やるべきことをしたり。自分の思うように生きることが青信号だと思う。

でも人生なかなか思うようには進まなくて、挫折して落ち込んだり、好きなことをしてても疲れてしまったり、当たり前にみんなが経験することなのに自分を責めてしまったり。必要のない悲しみを感じてしまうときは赤信号なんだと思う。

「一度立ち止まる必要があるとき」

そんなときが赤信号なんだと思う。それは、車に気をつけるときだったり、自分に優しくする必要があるときだったり。

「安全のために、身を守るために」

信号機としても心のサインとしても同じなんだと、そんな発見が最近ありました。

街の中に設置されている信号機も、心の中の赤と青のサインも、青が点滅しているその内に、その後どう行動していくのかを考えてみると、自分を守れるかも知れないな。そう思ったこの頃です。

私もメリハリをつけて、自分に厳しく、そして優しくしたいと思います。

p.s.
信号の色が赤と青(黄色も)の理由は、「いずれの色も波長が長く、遠くからでも見えやすい」ということでした。思ったよりもシンプルな理由なんですね、、!

ここまで読んでいただきありがとうございました☺︎

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