わんこらメルマガ No.225 別解が多い問題集の落とし穴/積分のコーシーシュワルツの不等式
▼わんこらメルマガNo.225
2024/07/14
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【今週の目次】
1.今週の一言
2.わんこら式『別解が多い問題集の落とし穴』
・一般的には別解が多い方が評価高い
・別解が多いことのデメリット
・解答例が少ないタイプは汎用性が高い可能性がある
3.数学・物理コラム『積分のコーシーシュワルツの不等式』
4.ふにゅ
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1.【今週の一言】
今回は最近は動画で本のレビューをしてることも多いですが、別解が沢山あるものと、一つぐらいしか載ってないものがあります。でも別解が少ないものでも意外と良さがり、多いものでも使いにくい場合があるのでどのように向き合えば良いか書きました。数学は積分の形のコーシーシューワルツの不等式について書きました。
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2.【わんこら式】
『別解が多い問題集の落とし穴』
・一般的には別解が多い方が評価高い
今回は別解が沢山載っているのと、そんなに載っていないもの
どっちがいいかについて書きたいと思います。
結構、問題集によって
あらゆる別解が載せてあるものと
解答はほぼ一つに絞っている問題集があったりするねんな
一般的には別解が沢山載っているものが良いことになってることが多いかもしれません
沢山載っていると親切な感じするしな
そして実際、別解が沢山載っていると
あぁ、この問題はこの方針でやればこう解けるし
あの方針であればこう解けるのか
っていうように、それぞれのやり方の理解が深まったりします
それとか載っているのが自分が選んだ方針の解法ではなかった場合
このやり方では駄目なのかどうか、わからないし
このやり方でも良かった場合、どうすれば解けたのか
っていう疑問が沸いてきたりするけど
沢山の別解があれば、そこに自分の選んだ方針があって参考になったりするやろうしな
そういう意味では別解が沢山載っていると勉強しやすいねん
・別解が多いことのデメリット
ただ、意外とデメリットもあるねん
どういうデメリットかというと
沢山別解が載っていると、どの問題にも通ずるような汎用性のある解き方と、その問題にしか通用しないような汎用性が無い解き方の区別がわかりにくかったりするねん
それでどれを勉強したらいいかわからないってなったりするねん
結局、どの方法で解けばいいんですかみたいな
しかも汎用性はないけど凄い上手い解き方ばかりに目がいって、それを中心に勉強すると
どんな問題にも対処できるような力がつかなったりするしな
・解答例が少ないタイプは汎用性が高い可能性がある
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