26歳になりました
26歳になった日について。
25歳ラストデーは日付が変わる前に寝た。翌日は普通に平日で仕事なので5:30頃に起きないとならないからである。
アラームが鳴って目を開けるといつもと変わらない朝だった。夫が「おめでとう」と言ってくれて、そういえば誕生日だった!と思いだし、ふつふつと誕生日の実感が湧いてきた。一旦眠ると、すっかり身体から前日の感覚がなくなっている。新しい1日(そして記念すべき誕生日!)が始まった。
会社では、実は誕生日なんだよねーふんふん(鼻歌のようなもの)という気持ちだった。上司も先輩も出社していて、仮に私が実は今日誕生日なんですよー、といえばおめでとう!の一言が自然にでてくるような良い人達だけど、私は何も言わずにキーボードをたたいていた。
お昼はいつものように1人で、夫がいつも用意してくれるお弁当を食べた。食べ終わるとあと30分くらいお昼休みが余ったので、購買に行ってみた。いつもは買わないけれど、誕生日なので気になっていたチョコレートラスク菓子を買った。200円越えというそこそこの値段なりに、しっかりチョコレートを感じられるラスクだった。私はカリカリしたやつよりしっとりチョコレートに浸っているラスクが好きだ。
午後も同じように仕事をして定時に終えた。蒸し蒸しする電車の中で、前髪の生え際の汗を鬱陶しいなと思っていたら冷えたロゼワインが飲みたくなった。当日は元々、夫がビーフシチューとケーキを用意してくれる予定ではあったのだが、そこにさらにロゼワインを追加してもらおうという魂胆で、夫にLINEした。
するとなんと、既に冷蔵庫でロゼワインが冷えているという。これは非常にレアなことだった。
私が求めているものをピタッと用意していることは初めてだと思う。(そんなことないと夫は言うが)
帰宅してビーフシチューを食べた。
赤ワインを一品使用して煮詰めたビーフシチューで、美味しかったが塩辛かった。おかげでロゼワインがぐいぐい進んだ。
ここから先は
¥ 300
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?