見出し画像

英語でカメラを学ぶ

オーストラリアのByron Bayで、写真のコースを受講してみていました。

Canonのいいカメラを持っているのですが、あまり活用できていなくて。自力でやっていて頭打ち感があったのと、何か新しいことをしてみたくて、ちょうどいい講座があるのを見つけたので。

GET YOUR CAMERA OFF AUTOという、オートモードを卒業しましょう〜みたいなコース。内容はビギナー向けですが、英語ということもあるので、ちょっと自分には簡単くらいのレベルにしました。


なかなかよかったんですよ。英語でカメラを学ぶ、というのは新鮮でした。

画像1

これがシャッタースピード優先(Tv)の練習で撮った、鳥。freeze the motionできてるのがポイントです。さらにbackdropがblurで、greenとpurpleのcontrastも上手く使えているねと褒められました笑

画像2

これは絞り優先(Av)の練習で撮った、花。

このお花はfrangipaniらしいです。niceなdistanceを取ってapertureを上手く使えていると。backdropのpalm treeをarchのようにoverしたのはintentionalなの?と聞かれました。言われてみれば……。


というのは一部ですが、カメラ用語とかってぜんぜん英語で知らないので、「うわあ、そう言うんだ」という発見が山のようにありました。たとえば「絞り」はApertureというのですが、それすら知らなかった笑

画像3

カメラの設定も英語にしておきました。今はこっちのほうがしっくりくる。

管理・編集にはLightroomを使っているんだけど、加工の用語ってなんか変なんですよね。たとえば「自然な彩度」と「彩度」という項目が別に2つあって何が違うのと思っていたのだけど、英語にすると“Vibrance”と“Saturation”だったんです。「かすみの除去」という謎の機能は、“Dehaze”だったり。わかりやすいじゃないか。

あとショートカットキーでCtrl+Dで「現像」モードになるのだけど、これはdevelopのDとかちゃんと単語に適合しているから、英語のほうが編集も捗るのでは。とか思っている。


久々に感じられたのが、新しいことを違う言語で学ぶと、思考がその言語になってくるということ。

このまえ「ISO上げすぎて写真がザラついちゃった」という意味のことを日本語で言いたかったのだけど、英語のgrainyしか出てこなかったんですよ。。grainyは粒々してるみたいな意味で、講師の人が画質の粗い写真にたいしてよく使っていて。英語のほうが出てこないくせに日本語が出てこないとか言うと、調子乗ってる感があるけど、本当に。

なんかそういうのが、よかったなーと思いました。

画像4

ある日の真っ赤な太陽 in Byron Bay


私は基本的に、塾に通ったり人に教わったりということが苦手で、昔から受験とかもほとんど独学でやってきました。だから「講座に通う」「セミナーで学ぶ」とかが好きじゃなくて。

けどたまに取り入れてみると、ナビゲーター/モチベーター/ペースメーカーの意味ではいいかなと思い直しました。

■ナビゲーター:何からはじめていいかわからない初学者のときに、道筋を示してもらえる
■モチベーター:少しだけ「義務」を作り、一緒に学ぶ仲間をもっておくことで、やる気が保てる
■ペースメーカー:毎週・毎日のような定期で何かに通うことで、学ぶペースが保てる

これを意識してやってる。逆にこうじゃなくて「手取り足取り教わろう」という気分だと、伸びないのかなと思います何事も。結局、やるのは自分ですからねー。

画像5

もう講座は終わったけど、せっかく街全体がスタジオみたいなフォトジェニックなところにいるので、写真を撮りまくっていきます。写真をお仕事に加えたい。

Instagram: https://www.instagram.com/ryokown/

まだスマホ写真ばかりなのだけど、Instagramもよろしくお願いします。


さらに書くための書籍代・勉強代に充てさせていただきます。サポートいただけると加速します🚀