日曜のマーケットにて、物欲。
ゆるく「暮らしの記録」をはじめてみました。バイロンベイという街にステイしている話と、日記の目的はこちら。→ バイロンベイで暮らす
毎月第一日曜日は、Byron Bay Market。
海沿いのほうで開かれているということで、マーケットに行ってみました。チラ見するくらいの気分だったのに数時間いてしまった。。
オーストラリアではだいたいどこの都市でも、こういう感じのマーケットが盛んです。売ってるものは服、雑貨、インテリア、アクセサリー、生活小物という感じ。生鮮食品は別のファーマーズマーケットがあるので、ここではケバブみたいな軽食や、ドリンクの屋台などが出ています。
普段はちょっと遠くで営業している個人店とかの出店が多くて、ハンドメイドのかわいいものを安く買えたりします。逆にこだわりの一品すぎて全然高いものもあるけど、それがまたお洒落で。。
みんな車でやってきて、バーーーーっと商売して、夕方には去っていくみたいな感じです。日にちが決まっていて出展予約(?)をするらしく、わりとオープンに出せるようです。
メルボルン、シドニー、ゴールドコーストでも行ったけど、さすがバイロンは独自性が強い。逆にオーガニックじゃないものある?ってくらいでした。
そういえば海外のマーケットデビューといえば、東南アジアだったなー。カンボジア、ベトナム、ラオス、タイなどで、アジアン雑貨がかわいすぎて買い込んでいた。
インドとかではだいぶ値切っていろんなものをゲットしていた気がするし、台湾あたりのナイトマーケットは食が本当に楽しいよね。そういえばカナダでもよく行ったな。ちょっと違うけど、冬のクリスマスマーケットは最高に好きだった。
「マーケット」って何なんですかね。
日本にはあまりない気がするけど、海外にくると文化ですよね。みんなマーケットで日々の食材を揃えるし、休日にファミリーでおでかけする場所でもあるし、マーケットありきで生活ができてる。
このまえヨーロッパ系の友達に「日本語で“マーケット”ってなんて言うの?」と聞かれて、えーーーっと直訳すれば“市場”?と思ったけど、いやそれは概念が違いすぎると思い、日本語でも“マーケット”って言うよって答えといた。
青山ファーマーズマーケットとかはあるけど、マーケットなんか滅多に行かない人がほとんどだし、ちょっと違うような。
それはともかく、Byron Bayのマーケットはかわいすぎて物欲が崩壊してしまったのだけど、なんとか抑え込んで2つだけ買いました。
ビーチタオルが必要だったから買った。派手でかわいくないですか。裏地がちゃんとタオル地で、表は柄の布になってる。蛍光カラーとかもあったけど、やっぱ海だし自然に馴染む青めがいいかなと。マジックテープ付きのポケットも付いててスマホとか入れられる。大判で、タオルなのに、着れる。ビーチに敷くのにも◎。
あとこういうバッグを買った。あまり夏人材じゃないので、意外とこういう季節を選ぶバッグは買ったことがなかった!かわいいー。
けっこう小さめで、パカッと開いて中が柄になってるよ。この裏地がひとつひとつ全部違って、ハンドメイドで、同じものはないんですよ!ていうやつ。
休日おでかけスタイルが貧相だったので、これですこし華やかになった。
物欲の話ですが。実は、半年くらい前に、所有物を7割くらい手放したんですよね。
家具・家電も必要最低限だけ残して全部ひとにあげて、冷蔵庫とかベッドも捨てたし、大量にあった本もけっこう売った。元からそんなに物欲はないし、旅行ならバックパックひとつで行くタイプ。でも住まいのものは人並みに持ってて、それが人生を見誤らせているような気がしてしまい。
すっきり手放したら、70Lスーツケースひとつで生きていけるようになりました。モノが減ると思考がクリアになり、生活もソリッドになります。
なったのですが……。最近はその反動なのか、欲しい物がありすぎる。
というかすこし価値観が変わってきて、腰を落ち着けてきちんと遊び暮らすためには、まず道具(ツール)が必要だなって気持ちになりつつあります。これがないとあれができない、ということが多いので、モノの少なさが可能性を狭めてしまう。
モノが多すぎても身動きが取りづらいし、モノが少なすぎても遊びに幅が出ないし。「モノを買うこと」との向き合い方はむずかしく、人生哲学のような気がしてきますね。
今日も海がきれいだったので、こういう環境をエンジョイするためのツールをまずは揃えていきます。移動するときのことは、一旦考えないでおこう。
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