「いつかやってみたい」ができた〜ただの友達から、仕事仲間へ〜
2021年はじめに開催されたワンチャレNEW YEAR大会に参加してくれた「ちぴはるこちゃん」チームは、岩手県に住む小学校からの同級生3人組。何年も一緒に過ごしてきた友達と一緒に参加したワンチャレは、どんな経験だったのでしょうか?
「3人1組で挑戦する」に惹かれて
― 3人は小学校からの同級生なんですね!
こはるさん:はい!保育所や小学校時代からの同級生です。以前から、部活やボランティア活動も一緒に取り組んできた友達でした。
― そんな3人はワンチャレにどんなきっかけで参加してくれたんですか?
ちひろさん:私が見つけたんですが、初めて知ったときは、何をするプログラムなのかは正直あまり分からなくて…でも「3人1組で挑戦する」っていうのが面白そうで、このメンバーのグループLINEに「やってみない?!」って送ってみたんです。
― 誘われたお二人はどう思いましたか?
こはるさん:
送ってもらったLINEを見て、即答で「やる!」って答えました!
ちこさん:
私もです。中身がどんな感じかはあまり想像がつかなかったんですけど、賞金が魅力的だったのもあって(笑) すぐに「やる」って答えました。
こはるさん:
私も何をするかは全然分かってなかったんですけれど(笑)
ずっとやってみたかった「曲づくり」でさらに深まった関係
― 実際に参加してみて、印象的だったことや楽しかったことを教えてください。
こはるさん:
LINEで「このミッションどうする?」とか「これ良いんじゃない?」とか会話するのがまず楽しかったですね。でも、一番印象に残ったのは3人で曲をつくったことかなぁ。
ちこさん:
もともと3人で「いつかやってみたいね」と話していたんですけど、なかなかきっかけがなくて。ワンチャレがあったからできたことです。
― 曲づくりの思い出や、お互いに対する想いなどを教えてください。
ちひろさん:
こはるは、めちゃめちゃたくさん歌詞を考えてくれたよね。ちこも、夜中3時とかまで編集してくれてたり。歌は私の担当だったんですが、実際に歌ってみてから感じたことを「ここがちょっとこういう感じで合わないな」って伝えたら、何回も改善案を作ってくれたりして。
もちろんもともと良い友達なんですが、ここまで真剣に、全力で協力してくれるんだなって。もう本当に身に染みて実感しました。
もともとこの3人はそれぞれできることが違っていて、前から「一緒に何かつくったりしたら、良いものができるんじゃない?」って話してたんですよね。今回は、本当にそうだったなって。「やっぱりうちら最強じゃん!」ってなりました(笑)
この3人なら面白くて新しいものが生み出せるし、生み出したものはめちゃめちゃ魅力的になる!って、改めて思いました。
こはるさん:
曲作りは1週間というワンチャレの短い期間で取り組んだので、この後曲をしっかり完成させて、お披露目したいなと思っています!
― ワンチャレを終えて、3人の関係性はどう変化しましたか?
こはるさん:
もともとは「友達」でしたが、ワンチャレを通して違う面での関りが深まったように思います。「仕事仲間」のような関係に。
同じような能力を持ったメンバーではなくて、それぞれ異なる良いところがあったからこそできたことがたくさんありました。さらに新しい一面も見られて、これからに向けても大事な関係性ができたように思います。
ちこさん:
今までは、ただの友達っていう感じだったんですけど、「友達+仕事仲間・同僚」みたいな雰囲気になったなって私も思います。
「やるぞ!」と思ったら、意外にできる
― 3人それぞれが、個人的に感じた変化や成長はありますか?
ちひろさん:
ミッションを通してSNSでやりたいことを発信して、応援メッセージをたくさんもらったんです。それでワンチャレのあとにも、前例がないイベントを街でやろう!となったときに、活動をどんどんSNSで発信していったら、県や世代を超えて、応援のメッセージや物資が届いて…。
「まずはやってみる!」っていうことができるようになったなと思います。
ちこさん:
これまで、自分には趣味や特技がないなって思っていたんです。周りの人たちが「音楽できるでしょ?」って言ってくれることはあったんですが、そんなに語れるほどの経験はないと感じていて。
でも、今回のミッションをきっかけに曲をつくることができて、自分の中で「特技だ」思えるような経験ができました。
こはるさん:
私は期限に追われるのが苦手だったんですが、今回の挑戦と「やりきれた」という達成感を経て、「期限に追われる状態」に耐性がついた気がします。
ワンチャレが終わってから、テストや大きなイベントがあったんですが、「ワンチャレのときにできたんだから、今回もできるはず!」と自信になりました。人間って「やるぞ!」と思ったら意外にできるんだなって感じました。
では最後に、これからワンチャレに参加する高校生に向けてメッセージをお願いします。
こはるさん:
私はコロナ禍であまり外にも行けなくて、家でゴロゴロしている生活が続いていました。1週間ワンチャレに真剣に取り組んで、「同じ時間でも、こんなに充実して使えるんだ」と気づくことができました!
ちひろさん:
生活に刺激が欲しい人は、ワンチャレに参加することで、いろんな角度からたくさんの刺激をもらえる機会になると思います!
― ありがとうございました!
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