休職1日目~抗うつ薬内服を決心した日

こんにちは。ぱぴこです。

今回は、休職1日目~休職2週目の抗うつ薬の内服を開始するまでのことをまとめます。

休職1~2日目は、相変わらず吐き気と胃痛が収まらず、食事があまりとれませんでした。ただ精神的な辛さ等は感じておらず、まだ休職したという実感も湧かず、何が何だかよくわからない状況。

仕事に行かなくていいんだ、ていうか、こんな状態じゃ仕事にならんわな。の自問自答を繰り返していました。


休職して4~5日目頃くらいからは、食事はまだあまりすすまないものの、テレビを見たり、部屋の片付けをしたりすることができるようになって、1日1日は意外と早く過ぎていきました。そんな感じだったので、処方されたお薬も飲まずに様子を見ていました。

そんな風に過ごしていたある日。

私がとっても苦しくなる出来事が起こりました。

大好きだった三浦春馬さんの訃報です。

報道を知った時、友達の家にいましたが。

他の友達も驚いてはいましたが、私の中でその事実を消化しきれなくて。頭がフリーズしていました。

自宅へ戻り、改めてニュースを見る。

実感がわかない。こんなに若い人が?なんで?の繰り返しで、悲しいを通り越して涙も出ず。でもそのことしか考えられない。

その次の日も、次の次の日も。頭の中はずーっとそのことを考えて。

やっと、2日後に涙が出てきた。悲しくて悲しくてたまらなかった。

あんなに才能のある素敵な人が。どれだけ苦しい思いをしていたんだろう。直接関わりがある人ではないのに、とてつもなく悲しくて、苦しくて。

私自身、その時初めて”精神的な苦しさ”を感じました。

やるせない思い。もう無理だ。

次の受診まで数日ある。それまで気持ちが持たない。

よし。抗うつ薬を飲もう。

副作用の吐き気は怖いけど、もうそんなことも言ってられない。

一回飲みだしたらずっとずっと飲まなきゃいけないかもしれない。

でも飲もう。辛い。苦しい。いなくなりたい。

こうして、抗うつ薬「セルトラリン」を内服し始めました。

もうこの日から4カ月ほど経過しますが、いまだに毎日内服しています。



今でも思います、この時は思い出すだけで苦しくなります。

今までに感じたことのない苦しみ。

きっと病気でなければもう少し受け止め方が違ったのだと思いますが、私にとってはこの出来事がきっかけとなって、このあと苦しい時間が長く続くことになりました・・・。


また追って投稿していきます。

今思うことは、報道のあり方って、というところです。

私はそのニュースを早かれ遅かれいつかは知ることになったと思います。しかし、けっこう過激な報道をしているテレビ局もたくさんありました。

世の中には、私みたいにそういったニュースを重く受け止めてしまう人がいます。「そんなことがあったんだね、悲しいね、残念だね」で済ませられないのです。引きずり込まれるような感覚に近いです。

報道の仕方にも決まりがあると聞きました。

これ以降、私はなるべくニュース番組やワイドショーを避けて生活しています。事実や、事実でもないことが赤裸々に報道されるこの情報社会。

真に受けて辛くなるなら、自分がフィルターを貼ればよい。

今の私に本当に必要なニュースって、政治の動きや新型コロナウイルスの情報くらいかなぁ。そういった必要な情報だけ、自分で検索するようにしています。

自分の体や、心は、自分で守らないと、ね。


では、また次回。

ありがとうございました。


ぱぴこ

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