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#219 どう戦うかよりも、どこで戦うかが大事

こんにちは、皆さん。僕が今回の記事でお伝えしたいことは、ビジネスの舞台選びの重要性についてです。僕自身、飲食業、エンタメ業界で日々戦っていますが、どこで戦うかが成功の鍵だと感じています。では、なぜどこで戦うかがこんなにも大事なのか、その理由を探っていきたいと思います
#孫子の兵法

業界全体のポジショニングをはっきりさせる必要がある


まず、ビジネスを始める前に考えなければならないのは、自分たちがどのようなポジションに立つのかです。業界全体のポジショニングをはっきりさせることは、成功への第一歩です。
#まずは自分のポジションを明確にする

また、需要がない場所や市場でビジネスを展開することは、時間と労力の無駄です。需要がある場所でなければ、どんなに頑張っても成果を上げるのは難しいと思います。
#身も蓋もない話だけれども

かといって大手の飲食店がひしめく一等地で勝負しても大きな資本で負けてしまう、大手企業と競争する場所では、大きな資本力を持つ企業にはなかなか勝てません。競合相手が強い場所で戦うことは、大変な労力とリスクを伴います。これらの理由から、マーケティングの知識が欠かせません。自分たちのビジネスを成功させるためには、市場のトレンドや消費者のニーズを理解し、適切な「勝てる場所」を選ぶ必要があります。
#マーケティング

戦略を先に立てる


ビジネスを展開する際は、僕は戦術よりも戦略が大切で戦略を先に計画するようにしています。つまり、どう戦うか(戦術)よりもどこで戦うか(戦略)ということで、僕は戦略を【戦うことを略す】と考えています。つまり、あえて競合他社がひしめく市場で戦いを挑むよりも、その市場を避けて有利な環境で戦うという考え方です。
#今はあえて強い敵と戦う必要はない

消耗する戦いに挑んでいるほど創業時は余力がありません。また、中小の飲食企業も不毛な戦いを避けたいところだと思います。
自分たちの強みやリソースと理念を思う存分活かせる環境を見つけ出しそこで事業を展開する。この視点こそが戦術よりも戦略が先という理由です。
#いつかはジャイアントキリングをするぞ

競争のない世界での生き方


僕個人の考えとしては、競争のない世界で生きるのが最適解なのかなぁと思います。成功にはさまざまな要因が関わりますが、競争の激しい市場での成功は難しいこともあります。時間や労力といったリソースは、無限にあるものではなく、限られたものです。だからこそ、最小限のリソースを使って最大限の成果をあげるような仕事の仕方が求められているのだと思います。まさにファイナンスにおける投資の原理のように、限られた時間と労力をどこにつぎ込めばいいのか、判断する力が必要になっているわけです。
ビジネスの極意は、「労働時間」でも「作業スピード」でもありません。限られたリソースをどこに投資するかです。
#競争のない世界

狭いターゲットに絞る効果


最後に、ビジネスの成功においてターゲットの絞り込みが重要であることをお伝えしたいと思います。マイケル・ポーターの言葉を借りれば、「ターゲットを広くした同業者よりも、狭いターゲットに絞るほうが、より効果的で、より効率の良い戦いができる」ということです。狭いターゲットに絞ることで、自分たちのリソースを集中させることができます。その結果、より効果的なマーケティングが可能になり、競争優位性を築くことができます。
#専門性

まとめ


ビジネスを成功させるためには、どこで戦うかが非常に重要です。業界全体のポジショニングを考え、競争の激しい市場でなく、自分たちの強みを活かせる場所を見つけ出しましょう。戦略を立て、限られたリソースを効果的に使うことで、成功への道が開けるはずです。狭いターゲットに絞り込むことも、その一環として考えましょう。成功に向けて、どこで戦うかをしっかりと考えることが大切です。
#キミ達はどこで戦うか

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