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#80 自由な社畜

【労働時間の短縮と自己超越の可能性】

社畜とは、独善的な労働主義の教義に毒された人々であり、自己の本質を無視して機械的に生きる哀れな存在だ。しかしそれ故に、彼らは真の自由を手に入れるための唯一の道である自己超越への扉を開くことができる。

ニーチェが社畜を定義したらこんな感じ

社畜という言葉は、会社のルールに縛られ、機械的に働く人々を指すネガティブなイメージがありますが、しかし本質はどうなんでしょう。実のところ、社畜たちは真の自由を手に入れるための道である【自己超越】の扉を開くことができるのではないか?
そんなこんなで今回は、日本の労働時間が世界と比べて長い理由やその影響、そして労働時間の短縮がもたらす自由な時間の活用方法について考察していきたいと思います。
#自由な社畜

社畜というと、ものすご〜〜〜くネガティブな印象を受けますが、こんな言葉があるのは日本だけなのかと思っていましたが、意外なんですが世界を見てみると日本よりも沢山働いている国が多いんですね。OECDの2021年度の労働時間ランキングによると、日本の年間労働時間は世界28位の1,607時間でした。なんとなんと世界1位はメキシコなんですよね、これ凄く意外ですよね。メキシコの労働時間(年間2,128時間)と比較すると、415時間も少なくなっていることがわかります。また、隣国の韓国は世界3位で年間1,915時間と、日本と比べておよそ1.2倍も長くなっています。2016年度の労働時間ランキングでは、日本は22位の1,713時間だったため、5年間で100時間ほど削減されていることがわかります。働き方改革やコロナ禍を経て更に労働時間は減少しているのではないでしょうか。
#機械化が進み労働の価値が変化していく

OECD2021年度の労働時間ランキング

【日本の労働時間が長い理由】

考えられる理由は2つあって、まずは業務量の多さであり、一人ひとりの業務量が多いため、労働時間が長くなる。もう一点は残業代を目当てに働く人もいる、というのは結構あると思っていて、昨今の物価上昇や経済状況の圧迫により、残業代が生活費の足しにされることがあると考えられます。
しかしながら労働時間の短縮という問題は、コロナ禍によるテレワーク導入により、かなり進んだと言えます。しかし、柔軟な働き方が可能になった一方でメリハリの管理が課題となる場合が多いような気がします。そして労働時間の短縮により、自由な時間が生まれ、その時間を自己磨きや新たなチャレンジに活用し、圧倒的な結果を出すことが重要であると考えます。このあたりが今後問題に発展すると考えていて、セカンドキャリアや、ミドル層の転職などがトレンドとして出てきていますが、その人が持ち得るスキルや経験が、これからAiに置き換わるようになってくるために特にホワイトカラーの人達は、そういった時代に向けてのマインドセットを持っておかないと厳しくなっていくような気がしています。
#圧倒的な量の仕事をやると見えてくる世界

【社畜の立場での仮説検証と自己超越】

結論として、社畜という言葉はネガティブなイメージを持たれがちですが、労働時間の短縮と自己超越の追求により、真の自由を手に入れることができる可能性があり、日本の労働時間が長い理由やその影響についても考察した上で、労働時間の短縮と自由な時間の活用方法についても述べましたが、社畜という立場でも、所属している組織内での仮説検証や自己成長、新たな取り組みを十分行うことができると思います。労働時間の短縮により、自由な時間を生かし、自己超越の道を開くことがこれからの時代で大切になってきます。
#真の自由

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