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音声指導を小学校でしなかったら…

久しぶりの投稿。

思うように時間を作れていません。

言い訳ですが…


さて、今日のテーマは表題にある通り、小学校で生徒の音声指導をしなかったらどうなるか…。


ごめんなさい、これは小学校の先生方は一つも悪くないのです。

強行突破した国がすべて悪いと考えますし、中学校でも音声指導に重きを置かない教員はたくさんいるのですが…


大修館の「英語教育」も非常に便利になり、QRで執筆者の先生の授業を部分的にですが見れるようになりました。

そんな中、小学校の授業での様子。

よく発言するのですが、発音がとにかく、先生も、生徒もカタカナ英語…。

子どもは中学生でも非常に音に敏感で、しっかり訓練してあげれば、指導者も驚くような発音を学力に関係なく生徒は身に着けます。

小学校で音声指導をしないとどういうことが起こりうるか。

①英語らしく正しく発音することを笑いの対象とし、集団で英語らしい正しい音声を獲得していく雰囲気が築けない。
②年齢が上がるごとに、本人の意識と比例しない限りは、カタカナ英語のfossilizationがどんどん進み、集団指導の中での音声の矯正は難しくなる
③テストなどでのリスニングがわからない
④日本語のローマ字をベースとして、文字から音をディコーディングしようとする傾向が強くなる。特に教室内で聞いたことがない単語であっても、リーディングなどでその単語に出会ったと時に、正しい発音とは程遠い読み方で、音声出力され、intakeされてしまう。


小学校の先生でも意識が高い人は、できるだけ音声の勉強をもちろんした方がいいと思いますし、中学校は小学校のせいにすることなく、上記の弊害があったとしても、やはり正しいものは正しく根気強く教えていく心構えが絶対に必要ですよね。

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