娘の読書感想文は興味深い

夏休みも中盤に入り、そろそろ読書感想文を書いたほうがいいのではと焦り始めました。一人で書いてもいいと思いますが、娘はまだ2年生。手伝って欲しいと言われています。平日は私は仕事があるため、付き合えるチャンスは、残り数えるほどしかありません。

昨年、1年生だった頃の読書感想文を思い出しました。

私も読書感想文は何が正しいのかわからず、本屋でドラえもんの読書感想文の書き方の本を購入。いろいろ調べました。要は何でもいいと解釈しました。

まだ、娘はひらがなを書くのにエネルギーを使うレベル、読書も漫画の絵を眺める程度のため、すぐに疲れてしまいます。

まずは、わかりやすくてツッコミ甲斐のある内容で、何度も読んでいる絵本を選ぼうと思い、家の本棚を眺めていると、「はじめてのおつかい 作:筒井頼子 絵:林明子」が目に止まりました。娘も結構好きな本だったし、昔からある本で大人ウケも良さそうなのでピッタリだと思いました。

娘ともう一度読み返し、感想を聞いてみました。
主人公の女の子、みいちゃんがおつかいを頼まれ、200円を握りしめて駆け出します。案の定、ころんでしまい、握りしめたお金もコロコロ転がってしまいました。

そこで娘は、私だったら走ったらすぐに怪我をするような短いスカートではなく長ズボンをはくし、お金は落とさないようにポケットに入れて、しかも飛び出さないように、チャックのついたものにするというのです。

更には、お店で大人に買い物の順番を抜かされたとき、みいちゃんは何も言えなかったけれど、私なら「私が先ですと言う」と言うのです。

確かに、100均で娘一人レジに並んでいるとき、娘に気付かずに前に入ろうとした女性に「並んでます。」と言っていたのを思い出しました。

そういうわけで、「私ならこうします」という読書感想文を、ぎごちないひらがなで一生懸命に書き、はなまるをもらいました。

2年生になった娘。今年はどんな感想文になるか楽しみです。

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