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今年の娘の読書感想文は、ますます面白い。

ようやく夏休みが終わり、毎日のお弁当作り、宿題の進捗管理、眼科・歯科での体のメンテナンス、音楽教室の発表会、夏の思い出作り等々、今年も私はよく頑張りました。ほぼ学童通いでしたが、たくさん遊べて、娘も楽しい夏休みだったようです。

そんな娘、今年も読書感想文に積極的です。ふたごのプリンセスシリーズの本で書こうと思っていたのですが、書きたい内容が上手く浮かんでこなかったようで、本を選び直していました。

「セミクジラのぬけがら 作:如月かずさ 絵:コマツシンヤ」を、娘が何度も読んでいるのを見かけていたので、私も読んでみることにしました。

本屋にたくさん並んでいて、こども新聞でも推薦されていただけあり、大人の目からみると話題にできることがたくさんある内容でした。是非、この本の感想文を読んでみたい!

悩んでいる娘に、
「この本面白かったから、これで書いてみたら。」
試しに提案してみると、
「うん、そうする。」
あっさりと決まりました。

娘は早速原稿用紙に向かい、スラスラ書き始めました。やはり2年生。昨年とは全く書くスピードが違います。後で清書するから、好きなように書いてみてと伝え、書き終わるまで一人集中してもらいました。

「セミクジラのぬけがら」に登場する男の子ミッチは、道端に落ちているいろいろなものを拾って集めています。ある日、くじらの形をした木のかけらを見つけて拾ったことで、物語が広がります。

お母さんは外で働き、お父さんは家で仕事をしながら、家事も多くこなしているところが、今の時代を反映していて興味深いと思います。

意外と早く書き終わり、早速娘が私に見せてくれました。書き出しは、
「ミチルさんへ」。

なんと、お手紙形式でした!
こんなに長い手紙なんて書いたこともないのに、どんな手紙なのか。

私も公園でいいものを拾ったことがあるよというのです。いいものとは、「肉の匂いのする葉っぱ」。
それは、娘としてはとてもいいもので、自分だけが見つけられたことが嬉しかったと綴ってありました。

その他にも、ミチルさんが本当にいるのではないかと想像してしまうほど、話しかけたり質問したり。ミチルさんが貰ったら、きっと喜ぶお手紙でした。

「どう?どう?」
「お手紙いいね〜。また肉の匂いのする葉っぱを拾ったら見せてほしいな。」

誤字脱字などを少し整えて、清書をして出来上がり。今年も楽しませていただきました。


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