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衝撃のがんもどき

 スーパーの直売所で、ふと、がんもどき売り場に目がいった。俵型のがんもどき。こんな形のがんもどきは初めてみた。というか、がんもどき売り場を見たのが久しぶりといった感じ。

 9個も入ってるし、少し高めだったけど、どうしても惹かれて、買ってみた。
 直売所だし、ここで買わなければ、次にいつ出会えるかわからない!という気持ちになったからだ。

 早速家に帰り、3個だけ煮物に使ってみることにした。家に残っていた、里芋、人参、レンコン、しいたけを1個ずつ。あまり美味しくなくて残ったら嫌だし、少量の煮物にすることに決めた。

 すべてホーロー鍋に入れて、蓋をして少量の水で煮込み、味をととのえてできあがり。
 見た目は美味しそうに出来た。

 お皿に盛り、食卓へ。

 真っ先に、がんもどきを口に入れる。美味しい。

 俵型が口の幅にちょうどよく、口の端から煮汁が滴らない。全て口の中に入り、がんもどきの中の煮汁がじわっと口中に広がる。
 もはや、旨みのきいたスープを飲んでいるよう。
がんもどきの味も美味しいのだろうけど、口にうまく入る俵型というのがいいのではないかと思う。

 こんなに美味しいものだったとは、初めて知った。

 あまりにも美味しかったので、次の日も、残ったがんもどきで本格的に煮物を作った。

 次の週末、もしかしたらと思い、別のスーパーでもがんもどき売り場を覗いてみた。
 なんと、あった!!気分が上がった。やっぱり今度も買った。

 今回は、3個お味噌汁に使って、残りは冷凍した。
家族皆が美味しいと思っているとはいえ、がんもどき続きでは、さすがに申し訳ないので、ここで一旦距離を置くことにした。

 私としては、毎日食べたい気持ちもあったが、冷凍庫にがんもどきがある。食べたくなれば、いつでも使える。ということで、安心した。

 俵型がんもどき推し、まだまだしばらく続きそう。

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