見出し画像

今頃わかった楽器の仕組みと楽しみ

ピアノと鍵盤ハーモニカは全然違うことを、最近ようやく理解できた。
知っている人にとってはなんてことないことでしょうが、私のようにあまり楽器に関わってこなかった人間には、見た目が似ているので、全く違うということが理解できなかった。

娘はピアノを習っているが、学校で練習するピアニカは音を出すのが難しいという。ピアニカは鍵盤を押すだけでは音がでないし、息を吹き込まないといけないから、ピアノと音の出し方が全然違うからねぇ。と私は言った。

自分で言っておきながら、そういうことかと納得してしまった。構造を考えると確かに全く違う。
ピアノは弦を叩くから弦楽器や打楽器のようなもの。ピアニカは空気を送り込んで音を出すから、笛やハーモニカのようで、鍵盤ハーモニカと呼ばれるのだ。

昨年、自分でも弾けたらと思いウクレレを買ったのだが、簡単なものを一曲何とかマスターし、娘のバースデーソングも弾けたので、その後は数ヶ月触っていなかった。

6/10は何かをスタートさせるのに良い日ということだったので、ウクレレのことを思い出し、触ることにした。やはり、癒やされる音を出すので触るとずっと触っていたくなる。

この前は、弾き語り用の伴奏的な感じだったので、メロディが弾けるように、音階を覚えてみた。簡単なカエルの歌やキラキラ星などを弾いていると、娘がウクレレを手に取り引き始めた。

私の知っている音階を教えると、「これもソだよ」と別の弦で音を見つけていた。「何でわかるの?!」と聞くと、音がソだからという。苦労した音楽教室は無駄ではなかったようだ。

私は、すごいねぇすごいねぇと感動していると、夫が「うちの子は天才だねぇ!」と皮肉を言って、私は親バカだとバカにした。

ウクレレは色々な弾き方があって楽しい。始めた当初は弾き語りがしたかったけれど、ソロウクレレを知ると、私にとってはそちらのほうが、ウクレレの癒やしが倍増するように感じる。

このまま続けて、楽器に縁のなかった私の唯一の楽器なればいいなと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?